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崩れ落ちる様を見届け、もう実験の続行は不可能だなとため息を1つ。
「どうしたエレン！！もうおしまいか！？立てぇえ！！人類の明日が君に懸かっているんだ！！立ってくれぇえ！！」
いや、必死すぎか←
「メガネ、今度は様子が違うようだが？
もうヤツは10ｍもねぇしところどころの肉も足りてねぇ。そしてエレンのケツが出ている」
「分かってるよ！！」
下半身は骨だけで、到底歩けっこない。巨人というより、壮大なオブジェみたいだ。
ミカサに続いてハンジ分隊長、副長がエレンに駆け寄り、巨人のうなじから引っこ抜こうとしている。
うわ、めっちゃくっついてんじゃん……ぐろ……。
あぁぁぁ、エレンの顔がぁ……←
む、分隊長が撤退とかなんとか叫んでるぞ。
「お前はエレンと同じ荷馬車に乗れ」
「はい！」
先日、生い立ちを話してくれた目の大きな女の子がリヴァイの指示で離れる。
私は目撃者の有無を調べてっと……こんなに派手に煙を上げてたら、どこかで見ていそうなものだけれど。
数人である程度見回り、手早くその場を引き払った。
エレン大丈夫かなあれ……顔ちゃんと戻るのかな……←
あの話し合いで、リヴァイは私達の方針を2つ言った。
背後から刺される前に外へ行くか、背後から刺す奴を駆除して外へ行くか。
さっぱり分からない←
かっこいいのは分かるんだけどもっと率直な言い回しを所望します……←
でもここまでの流れから察するに、実験をしつつ敵を倒すって意味かな……本当にそれで合ってるのかな……←
あんまり深く考えすぎると、良くないことが起こりそうだからやめておこう。リヴァイだけを気にしていれば、案外他のことも上手くいくものだ。
さて、やることがなくなってしまった。エレンは今日中に回復しないだろうし。
二ファに一声かけてから、とりあえず外に出てみた。
辺りはすでに薄暗い。
ひんやりとした切り株に腰を掛け、空を見上げた。山奥とあって、星が無数にも瞬いている。
ふと、地下の天井を思い出す。
常に鉱石が発光していて、闇と光が混ざったような、妙な明るさのある空まがいのもの。
目の前に広がる星空に、その記憶が重なる。
『キラキラ光るー、お空の星よー』
『……何だその歌』
『本で見たの。ほんとの音程知らないから、適当に作って歌ってる。
星、いつか見てみたいね』
「キラキラ光る、お空の星よ……」
本物の星は、地下の何倍も美しかった。
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より(プロフ) - 美竜（ミリュウ）さん» コメントありがとうございます！更新ひどく遅いのに、今も変わらず見ていただけて感謝に尽きます…！2つ目のコメはリクエストでしょうか？事故〇〇というと、事故ハグや事故チューなどのラッキーアクシデントの類を指していますか？ (2019年8月16日 11時) (
レス) id: ac4384d703 (このIDを非表示/違反報告)
美竜（ミリュウ） - 続きですみませんがいつか事故〇〇←〇〇は何かをお願いしていいですか？ (2019年8月16日 10時) (レス) id: b33ef74fc2 (このIDを非表示/違反報告)
美竜（ミリュウ） - 夢主が、夢主が倒れたァア(´；ω；`) (2019年8月16日 10時) (レス) id: b33ef74fc2 (このIDを非表示/違反報告)
より(プロフ) - 伝説のパンダさん» ありがとうございます！！幼馴染みは私も憧れます笑。たくさんのお褒めの言葉、嬉しすぎて涙腺崩壊！頑張っちゃいます！！ (2019年2月7日 7時) (レス) id: abaeb80319 (このIDを非表示/違反報告)
伝説のパンダ - とても面白かったです！幼馴染み。。。いいなー。。リヴァイが夢主ちゃんを大切にしている感じが最高です！ずっっっっーと！応援してます！番外編（？）の、喧嘩、いいですね！兵長可愛いです！これからも、頑張って下さい！ (2019年2月4日 23時) (レス) id: e7cf133723 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：より | 作成日時：2018年9月22日 23時
