青髪の女兵士が人類最強に恋慕している話【リヴァイ】

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ひょっこり顔を出したのは、ハンジ分隊長だった。

ひょっこり……ひょ●こりはん((


すみません←




「おっと、Aも帰ってきてたか。二ファごめんねー。ちょっと預かるよ」



分隊長は机に積まれた書類の山から、文字通りちょっと持ち上げて脇に抱えた。



「そうだ、A！エルヴィンに何言われたの？」



あの場に居たもんな。気になるのは当然か。




「……別に」



「あっ隠し事！？いけないんだー」



子供か←



ほら、二ファも苦笑いしちゃってるし←




「リヴァイ班のこと、Aさんに説明しておきましたよ」


思い出したように二ファが言った。




「お、サンキュー。……しかし、良かったねぇA。この頃ずっとリヴァイと一緒じゃない？
どうなの、こっちの方は」




ニヤニヤと人の悪い顔を浮かべ、指でハートマークを作っている。



だから子供か←



ほら、二ファも苦笑いし(ry





「何が言いたいんです……」



「良い雰囲気かってことさ」



ウィンクを放つハンジ分隊長。いやいや、いや、前にもそんな話したよな。

あの時は本当にそういう目でリヴァイを見ていなかったから、否定したけども。




「えっ、やっぱりAさんって兵長のことを……？」


「違っ」


「私らから見たら、完全に恋する乙女だよねー。まぁ本人達は否定してるけど」




恋。



心臓が過剰反応を示した。





やばい、今、絶対顔赤い。



誤解されてしまう。いや誤解ではないんだけれど、気持ちの内を知られてしまうのは、ちょっとまずいだろ。




「……恋とか、そんなんじゃ…………ない、です」




なんとか声を出してみるが、目の前の2人はさらに卑しい顔になった。




「説得力無いなーそんな顔じゃあ」



「不覚にも可愛いと思ってしまいました……。応援しますね！」




悪化してない？これ←




……ん？待てよ？さっきの発言……




「本人”達”って、どういうことですか！？」



「ん？そのまんまの意味だけど」




は、は、は、嘘だろ？この人、リ、リヴァイにも聞いたりしたの！？




「そりゃ否定されますよ！！私はともかく、リヴァイにはっ、ﾝﾝ"ｯ、リヴァイ兵長には、1ミリもそんな感情無いんですから！！」



「はぁあ？A、本気で言ってんの？」



「その言葉そっくりそのままお返ししますよ！じゃあ分隊長は、兵長が私に気があると思ってるんですか！？」



「うん」



あっさり返ってきた2文字に、私は固まってしまった。

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