朝日奈兄弟とキセキに信じてもらえなかった少年は、花宮の弟になって霧崎に進学した。☆２【ブラコン、黒バス】

悪戯心。 ページ20

-高尾-

久しぶりに会いたくなったから、朝日奈家に行ったら、京兄さんが

右「悠輝ですか。あの人なら、この家には居ませんよ。」

高「は？」

右「花宮ってところの養子になったそうですよ。」

高「……。」

はぁ、あんなことした奴が家に居なくてすいませんね。と京兄さんは呆れ顔で言う。

嗚呼、悠輝の居場所は、とられてしまったんだ……。

そして、俺は、心当たりのある花宮さんのところに行った。

高「こんちはー♪」

花「秀徳の高尾くん。何か用かな？」

高「花宮さんの弟に朝日奈悠輝って居ます？wwww」

古「……悠輝になにするつもりだ。」

無表情ながらに、殺気立っていた。

他の奴を見ても、悠輝のことには、慎重になっていた。

高「あれ？聞いてませんか？俺ら、幼なじみなんですよ。中学上がるまで一緒に遊んでいて、去年になって音沙汰がなくなって、朝日奈家行ったら、花宮さんって人の養子になったって。」

花「あいつは、家だ。鍵渡すから行ってやれよ。……あいつを悲しませたら許さねえからな。」

−−−

さて、家についたわけだが、此処で普通に入るのは面白く無いだろ？

「……っう訳で……(ﾆﾔ」

インターホンに指を当てまず一回。

間を開け連打。

そしてから家に入る。

悠輝の部屋に入ると間抜けな顔をした悠輝。

細く、白くなったが、変わりのない悠輝だった。

これからは、俺も守るからな。

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