【ヒプマイ】銃兎の妹の私が左馬刻さんを落とすことを宣言します2【碧棺左馬刻】

96話 ページ47

「あの、お隣いいですか？」

はるね(誰だろ。席はいっぱい空いてるのに)

はるね「っはい。どうぞ」

はるね(この人っ写真で見た！ドラッグの取り引き犯だ！！)

わかった瞬間にバレッタを自然な手つきで触り、インカムのマイクの電源をつける

「ありがとうございます」

はるね(こいつ。このクソ野郎！！って危ない。こうなった以上怪しまれないように席を立つしか)

「今日は誰とおこしなんですか？」

はるね(は？)

はるね「兄と来たんです」

「そうですか！いやぁ、たいへんお美しかったので。恋人と来たのなら落ち込むところでした」

はるね「そんな！お世辞でも嬉しいものですね」

はるね(なるほど。こいつ私に惚れたってわけ？)

「いえいえお世辞だなんてとんでもない」

はるね「ふふふ」

はるね(なら、手玉にとってやる。犯罪者には制裁を！！)

はるね「お名前はなんというんですか？」

「相田環(あいだたまき)と言います」

はるね「環さん！とても素敵なお名前ですね！」

はるね(下の名前で呼ぶ＆褒めちぎる。私の頭の回転の良さ見せつけてやる)

環「あなたは？」

はるね「兎亜と言います！」

環「どんな字を書くんですか？」

はるね「兎に、、、えーっと。手を借りても？」

環「？はい」

はるね「これです！」

はるねは環の手にはるねの手で兎亜の亜を書く

はるね(ボディタッチの任務遂行)

環「あぁ！確かにこの字は説明しにくいですね」

はるね「そうなんです！よく聞かれてこれをするんですが、男の人にこれをするのはやっぱり少し照れますね」

はるね(なんてね。あんたなんかに照れるわけないでしょ。)

環「ははは！可愛らしい人だ」

はるね「そんな！環さんってどんなお仕事されてるんですか？」

環「美容師をしています」

はるね「へぇそうなんですか！」

はるね(取り引き人だろこのクソ野郎)

はるね「たしかに、そんな感じします！」

環「そうですか？」

はるね「はい！これは私の偏見なのですが、美容師さんって容姿端麗な人が多いイメージなんです。環さんはそれに加えて、オシャレですし！」

環「そんな褒めていただけるとは！嬉しいです！」

はるね「事実を述べたまでですよ！」

環「はは！照れるなぁ」

はるね(なわけないでしょ。このドブス！)

環「兎亜さんは？」

はるね「私はまだ大学生なんです！」

環「そうなんですか！」

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