【ヒプマイ】銃兎の妹の私が左馬刻さんを落とすことを宣言します2【碧棺左馬刻】

73話 ページ23

その日いくつかのことが判明した

はるねに嫌がらせをしていた女子何人かのうち、3人が学校を自主退学。

1人は、親の会社の汚職がバレて倒産したため学校に通い続けるお金が無くなったことで退学。

もう1人は、父親が池袋警察署の人間だったらしい。

はるね「税金の横領、、、ねぇ」

紗和「世の中黒いねぇ」

まい「な〜」

杏「、、、いや、汚職多くない？？」

はるね「世の中そんなもんなんじゃない？」

紗和「はるねのお兄ちゃんも汚職してたりして」

まい「汚職警官？ってやつ？」

はるね「さぁ？別になんでもいいかな。お兄ちゃんなら上手くやるだろうし、自分の利益のためだとしても多分それを最終的な目標のために利用するんだも思う。」

杏「？？？ふーん？」

はるね(お兄ちゃんが汚職してようがしてまいが、正直どっちでもいいんだよなぁ。汚職警官だとしても多分、ドラッグの撲滅の為にしてるんだと思うし)

紗和「あともう1人は？」

まい「それがさ、もう1人のお父さんヤクザだったんだって」

杏「へぇ〜」

はるね「うわ。お見事じゃん」

紗和「左馬刻さんだね」

まい「多分ね。所属していた組を解体させられたらしいよ」

杏「はるね愛されてんね」

はるね「あはは！まぁ今回は止める気にもならないよ」

紗和「当たり前だよ」

まい「ガチで死にかけだったんだよ？」

杏「そーいや、まだここにいる愛の取り巻き共も何かしら親の職場が荒れてるっぽいよ？」

はるね「お兄ちゃん、、、さすがだわ」

紗和「いやでも、ほんとに今回はそれくらいしていいと思う」

はるね「あ！！！」

まい「なん！？」

はるね「昨日さ！皆と別れたあとね、左馬刻さんに夜景が綺麗なところに連れて行って貰ってね。雑談しててさ、そしたら『これからは俺がお前に色んな景色見せてやる』って言ってさ！？おでこにキスされたんだ！！！でさでさ！！私チョコ渡してさ、そしたらさーーーーーー」

紗和「幸せそ」

杏「ふはは。なんか、よかった」

まい「くちじゃないんだ」

紗和「そこ！？」

はるね「キスされた場所はいいの！事実が大事！！」

紗和「でも、そんだけ大事にされてるってことだよ」

杏「そうそう」

まい「すぐに手出す奴なら私が締め上げる」

はるね「ヤクザ相手は無理でしょ」

まい「あ、、、」

はるね(そっか。私大事にされてるんだ、、、)

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