私の魔法/2 ページ7
「ハァ！？」
「お、おっ、おっ？？」
その日の夜。
また窓越しにお隣さんと話して、例の青葉さんのことを話した瞬間、これである。
「エッ、何、センパイと話したノ？」
「おっ、うん？あれ、知り合い？」
「あ、あぁ〜。ちょっと待ってテ」
溜め息のようにも聞こえる声を出しながら、部屋の奥へ消えた。
途中、『うわ』だの『ちぇ』だの聞こえてきたが、そこはスルーしよう。
「おかえり」
「ただいマ。……ほラ、コレ」
何かの資料のようだ。
普通のA4くらいのコピー用紙に、『Switch』のロゴとメンバーの詳細、写真が貼ってある。
「センパイが用意した予備。特に使わなかったからボクの所で保管してタ」
「へ、へぇ……」
一番上の枠にはお隣さん。
言っちゃ悪いが、『THE☆無表情』という感じで写っている。
その下には、見覚えのあるメガネの人。
更に下に目をやると、黄色い可愛い子がいた。『春川』という子らしい。
「なんか……個性強いね」
「まだまだマシな方サ。……マシ、なのかナ」
色々試行錯誤しているようだ。
「ん、そこのメモは？」
「あァ、コレ……」
ハイ、と差し出される紙。
小さな正方形の、普通のメモ用紙だ。
青い鳥がプリントされていて、ちょっと可愛い。
「……『五奇人』？」
「ボクと、他のユニットから何人かはそう呼ばれていたんだヨ。今はボクともう一人が抜けて、『三奇人』だネ」
「色々あるんだね。」
メモ用紙には、
�犖浚饋�
日々樹 渉
朔間 零 デッドマンズ→解散
斎宮 宗 Valkyrie
深海 奏汰
逆先 夏目��
「でも、どうして逆先さんの所にあるの？」
「サァ。筆跡がセンパイだし、多分センパイがつけたんだと思うけド……」
珍しく曖昧な言い方。
確かに、『朔間零』や『深海奏汰』、『日々樹渉』は聞いたことがある。
一年前、盛大にやらかしたとかなんだとか。
その頃、私はただ呑気に過ごしてたなぁ。
「あー、進路……」
「またそレ？」
思わず声に出した。
撫でようとすると、朝方とはまた違う動き。避けられた。
「……ん」
「なんか言っタ？」
「なんでも」
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竜花(プロフ) - Mashiro Lioさん» 私の謎の叫びまで目を通してくださりありがとうございます！（笑）この作品が一番初めに作ったものでして、至らない点が数多あったりするかもしれませんが、ビスクドールの方も、こちらの作品の方も読んでいただけて、本当に嬉しいです。本当にありがとうございます！ (2020年7月12日 10時) (
レス) id: e7d73b0617 (このIDを非表示/違反報告)
Mashiro Lio(プロフ) - ビスクドールの方から来た者ですが、本当におもしろかったです！読みやすくてキュンキュン(?)な所もあって、読む手が止まらず一気に読了しました！あと、叫びは本当に｢あ〜確かに、気持ちわかる〜｣と思いながら読みました笑。素晴らしい作品をありがとうございます！ (2020年7月12日 7時) (レス) id: 97626e8ffb (このIDを非表示/違反報告)
竜花(プロフ) - つぶあんさん» ありがとうございます！まだまだ至らない点が多々ありますが、楽しんで頂けたのならば幸いです。御気遣い感謝致します！ (2019年6月4日 23時) (レス) id: e7d73b0617 (このIDを非表示/違反報告)
つぶあん - 夏目君大好きなので、こういうの本当嬉しいです!! これからもお体に気をつけて、素敵なお話つくってください!!! (2019年6月4日 20時) (レス) id: aed030ecf9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：竜花 | 作成日時：2019年1月27日 19時
