【第五人格】邪眼を持つ者 (ページ10)

今日:2 hit、昨日:3 hit、合計:50,257 hit

8話ページ10

イソップ｢存在を犠牲にしてって……｣

『一生死なない呪いと呪われしこの邪眼が私につけられているわ』

イソップ｢一生死なない呪い……｣

『そんな時に招待状が届いたのよ…この呪い老けないことはいいけど死ねないのはね……』

イライ｢だから歳をとっていないのか｣

『そうよ。実際だったら私はもう30近くよ。イソップと会った時でもう十代後半だったのに』

イソップ｢30近く！？｣

『そうよ？あの時は可愛かったわイソップ』

イソップ｢や、やめてくださいっ///｣

『お姉ちゃんお姉ちゃんって泣きついてきて』

イソップ｢やめてください///！！！！｣

イライ｢ふっ…そうだったのか｣

『あの時のフクロウちゃんも元気になっててよかったわ』

そっと手を近づけると擦り寄ってくるフクロウ

そんな時誰かが走ってくるような足音がした

ウィリアム｢よぉA！！｣

『ウィリアム君か…』

ウィリアム｢こいつもいるぜ！｣

ナワーブ｢うわっ！急に引っぱんじゃねぇ！｣

『この子は……フード君？』

ナワーブ｢フード君じゃねぇ！ナワーブ･サベダーだ！！｣

『あら、ごめんなさいフードの印象が強くて』

イソップ｢ナワーブさん。あまりAさんを虐めると怒りますよ｣

イライ｢そうだぞ｣

ナワーブ｢虐めてねぇよ！｣

ウィリアム｢ナワーブひでぇ！｣

ナワーブ｢お前なんもわかってねぇだろ！！｣

『あれ？イソップはもうお姉ちゃんと呼んではくれないの？』

イソップ｢呼びませんよ｣

『そう…少し寂しいわね』

しょんぼりとしてみるとイライがイソップに無言の威圧をかけていた

イソップ｢っ……お、お姉ちゃん……///｣

『！…どうしたのイソップ』

イライ｢な、なんにもありません///｣