プロローグ 決められた約束 ページ1
？｢リドル｣
リドル｢はい、お姉様｣
お姉様｢悪女は信じてはなりません｣
リドル｢お姉様、その、悪女と言うのはどうやって、見分けをつけるのですか？｣
お姉様｢それは僕が持ってる、ペンダントで見分けをつけるのです｣
リドル｢その、ペンダントと言うものは？｣
お姉様｢これよ｣
リドル｢お姉様の物じゃないですか！？｣
お姉様｢大丈夫、2個あるから｣
リドル｢じゃあ、お姉様とお揃いですね｣ﾆｺ
お姉様｢そうだね(可愛い)｣
お姉様｢リドル、でも、これの能力を聞いて欲しいの｣
リドル｢なんですか？｣
お姉様｢1個目、これをつけてると、同じのをつけてる相手の場所がわかる｣
リドル｢そうなんですね！｣
お姉様｢でも、つけてないと、わからない｣
リドル｢じゃあ、つけるときを考えますね｣
お姉様｢2個目、魔法が強くなる｣
リドル｢え！？｣
お姉様｢でも、本当に必要な時にしか、強くならない｣
リドル｢そうなのですね｣
お姉様｢3個目、心を読める｣
リドル｢え！凄いですね！」
お姉様｢でも、プライベートな事は読めない、あと、本当に嘘をついてる人しか読めない｣
リドル｢なるほど…｣
お姉様｢次は、注意ね｣
リドル｢はい！｣
お姉様｢1個目、本当に必要な時だけにつける｣
リドル｢なんでですか？｣
お姉様｢そうじゃないと、力が暴走しちゃうからね｣
リドル｢はい！｣
お姉様｢2個目、オーバーブロットしそうになったら、必ず、使う｣
リドル｢はい｣
お姉様｢そうじゃないと、周りに危害を与えることになるからね｣
リドル｢分かりました！｣
お姉様｢3個目、絶対、他の人に付けてはいけない｣
リドル｢なんでですか？｣
お姉様｢私たち、ローズハート家に代々継がれてきたペンダント、もし他の人がつけたら…｣
リドル｢コントロール出来なくて、なくなってしまう…？｣
お姉様｢そう、だから、注意は守ってね｣
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作者名：竜蘭 | 作成日時：2022年1月23日 23時
