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体育館に集まると、そこには……
誰もいなかった。
いや、いないのかよ！？
江ノ島「誰もいないじゃん」
『呼んでおいて……一体さっきの能天気な声の奴は誰なんだろ………』
？？「オーイ、全員集まった〜？！それじゃあ、そろそろ始めよっか！！」
体育館全体に響く声がした。
全員がステージに目を向けると
檀上にあった机から出てきたのは白と黒に分けられたクマだった。
……なんともリアクションのしずらい…。
不二咲「え……ヌイグルミ…？」
モノクマ「ヌイグルミじゃないよ！ボクはモノクマだよ！君達の…この学園の…学園長なのだ！！」
『えぇ…？？』
訳が分からない。
突然喋るクマが現れて、そいつがいきなり自分が学園長だとか言いはじまるし…
ｷｭｳ○ｴ「ﾜｹｶﾞﾜｶﾗﾅｲﾖ」←
山田「う、うわわわ…ヌイグルミが喋ったｧｧｧｧ!!!!」
ｷｪｧｧｪｪｧｧｧｧｧｼｬｧﾍﾞｯﾀｧｧｧｧ!!!
石丸「落ち着け、ヌイグルミの中にスピーカーが仕組んであるだけだろう…」
モノクマ「だからヌイグルミじゃなくて…モノクマなんですけど！しかも、学園長なんですけど！」
『いや、説得力皆無なんだけどね』
山田「うわぁぁぁ！！動いたぁぁぁ！！」
うん、山田、もういいよ。
霧切「山田君、ちょっとうるさいから黙ってて貰える？」
『味方ナイスいいセンスだσ`・ω・´)σ』
大神「巫山戯てる場合では無かろう…」
『(´・ω・｀)』
現実逃避してたかったな(白目)
モノクマ「えっーと、それじゃあ、ちゃっちゃと始めちゃいましょうかね！起立！礼！オマエら、おはようございます！」
石丸「おはようございます！！」
腐川「ヒィ！何言ってんのよ…！！」
あ、こんな時でも挨拶ちゃんとする石丸偉いなぁ…じゃなくて、え、挨拶してるほど余裕無くない…？
モノクマ「オマエらの様な、才能溢れる生徒は、世界の希望にほかなりません！そんな素晴しい希望を、保護する為、この学園内だけで共同生活をして貰います！！」
『は……？な、何言ってるの…？この学園内だけ……？？』
江ノ島「どーゆーことよ！！」
モノクマ「そして因みに、その共同生活の期限は……ありません！！オマエらは、一生ここで暮らすのです！」
私は、放心状態だった。
一体、なんのために私は……ここに来たの？
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作者名：桜華 | 作成日時：2018年10月22日 12時
