【◇】わたあに栄純!!

010. ページ12

『いやあああああああ私は自由がいい〜〜〜！！！』






腕をガシッと掴まれて、ズルズルひこずられている。





倉「分けわかないこと言ってねえぜ行くぞ！！」





御「もう諦めろｗｗｗ」








　『諦めたらそこで試合終了ですよ！先輩！！私はたとえ０．１％でも希望があったら、それにすがります！！！！』





そうだなんでもポジティブ思考で行くんだ！







倉「安心しろお前に希望なんて０．１％もねぇｗｗ」









　『…………そこはもっと希望の持てる言葉をかけてください……』








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ー１０分後ー







貴子「じゃあ春乃とAはボール拾い！！！！」







「「はい！」」









吉「でもびっくりした〜Aマネージャーやらないって言ってたのにどういう風の吹き回し？」






　『……先輩に強制的に連れてこられた』







吉「え！強制的！？」




そっ強制


　『くそ〜あの腹黒メガネと元ヤン覚えてろよ〜』







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御「だれが腹黒メガネだって？」ニコ




後ろから聞こえる悪魔の声。




　『(汗)……御幸先輩聞いておられたんですか……






御「ふ〜今日は暑いな〜タオルは確かベンチに」




　『分りました！ベンチですね！ただいま持ってまいります！！！』




私は急いでベンチに向かった。




吉「……A」







御「ははは。やっぱあいつ面白れぇ」









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ー１分後ー





　『はぁはぁ……御幸先輩もって参りました！』



つっ疲れた……

ここまでダッシュしたの初めてかも……





御「サンキュ〜じゃあ俺練習に戻るわ」




　『はい！！がんばってください』









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吉「……A……先輩にいいように使われているだけのように見えるよ」









『……やっぱり？』

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