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第13話『ギロロと黒華』 ページ15
黒華「・・・」
ー翌日、日向家の庭にてー
ー視点無しー
黒華「おい、赤蛙もどき」
ギロロ「なんだ？お前が俺の所に来るなんて珍しいな」
黒華「お前・・・昨日の夜、私の・・・いや、我の過去を見たな？」
ギロロ「・・・なんの事だ？」
黒華「とぼけても無駄だ。昨日の夜、気配で解った。お前が我の記憶を覗いたと」
ギロロ「・・・」
黒華「どうする？我の事を避けるか？竜を喰った化け物だと」
ギロロ「・・・何故それをする必要がある？」
黒華「なんだと？」
ギロロ「確かにお前はペコポン人の中では化け物の類に入るのかもしれん。だが、それを言うんなら、俺達宇宙人もペコポン人にとっちゃ化け物だ。同じ化け物を、何故避ける必要がある？」
黒華「・・・フンッ、変わった奴だ」
ギロロ「お前だけには言われたくないな」
黒華「そうか・・・お前とガルル、似てないと思ったが、変なところ似てるな」
ギロロ「そうか？」
黒華「ああ・・・お前も次から名前で呼んでやろう、ギロロ」
ギロロ「好きにしろ、黒華」
黒華のケロロ達への呼び方→←第12話『ギロロと黒華の秘密 後編』
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