しゅごフィッシュ!!!【Fischer's】

ライの本心 ページ33

モトキside

マサイの件も終わり、今日はライが俺ん家に泊まりに来ていた

ラ「ったく…はじめのやつ…Fischer'sにまで手を出しやがって…」

と、何故か酔っぱらってるライ

「ライ…君、もしかして俺の酒飲んだ？」

ラ「うぇ？それは飲んだぜぇ〜」

指さしたのは俺の酒

「…お酒飲んでるじゃねぇかぁ!!!」

( '-' )ノ)`-' )ﾍﾟｼｯ

ラ「いったいぞぉ！やめろぉ！」

「ねぇマリル、しゅごキャラって酔うの？」

ま「うん。人間と同じ」

「へぇ〜…あ、そうだ 今ならライに何か聞いたら本心言ってくれるかな？」

ま「ライ馬鹿だし言ってくれるんじゃない？」

「よし…聞いてみよう

ライ〜」

ラ「なぁんだねぇ？」

「ライはさ、本当ははじめさんの所戻りたいんじゃないの？」

ま「モトキ…」

俺の言葉にびっくりして目が大きくなったライ

マサイみたいw

ラ「…俺は敵の奴の傍になんて居たくねぇし」

「敵だとしても自分の持ち主なのに？」

ラ「お、お前には言わないし」

と、行ってそっぽ向いちゃった

ま「キャラチェンジする？」

「何それ？」

ま「俺と軽くキャラなりするって事」

「面白そう…やってみよ」

ま「キャラチェンジ」

ﾎﾟﾝｯ 頭にバツが現れて

「ねぇライ

本当の事言ってよ」

えっえっ今勝手に言葉言ったよ!?

ラ「本当の事を分かってくれる人は誰もいないし」

「俺が分かってやるよ

お前の味方だしな」

なんか俺口調変わってない!?

ラ「…本当か？」

「あぁ、当然だ」

ﾎﾟﾝｯ

「わっ！ ちょっとマリル!?勝手に言葉喋ってたんだけど!?(ｺｿｯ)」

ま「キャラチェンジってそういうもの…

俺の場合はちょっといかつくなるの」

「ま、まじか…」

ラ「…どうした？」

「あっごめん…なんでもない

んで…教えてくれる？」

ラ「……

本当は、帰りたい。でも俺は人の心を利用してエンブリオを引き寄せるなんて許せない。出会う前からはじめはEasterに入ってて…俺がどうのこうの言う立場じゃなかったんだ

はじめ…!!!ｸﾞｽｯ」

泣いちゃった

「おいで。ライ」

俺は両手を出して呼んだ

素直に手に乗ってきてくれた

ラ「うぅ…ｸﾞｽｯ」

ま「今はモトキに甘えなさいライ」

ラ「…分かってるしっ…」

「眠くなってきちゃった…寝る？」

ま「眠い…寝たい」

ラ「寝る…」

ベットに移動して

「おやすみ、マリル、ライ」

ま「おやすみ」ラ「おやすみ…」

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