《カラ松》俺の色は。(主人公無し) ページ2
※意味不明注意
兄弟達に個性が出てきたのは何時頃だっただろうか。
確か、中学生だったか。高校生だったか。
*
今か今かと蕾は希望に満ち満ちている。
そうして次第に膨らんだ蕾が美しい花を咲かせ色付いた。
赤、緑、紫、黄色、ピンク。
どれも綺麗な色をした花を兄弟達は摘み取り胸ポケットに差し込んだ。
＿＿＿＿俺も、彼らの隣に。
だが、目の前に咲いていた花の色は
真っ白。
嗚呼、なんてことだ。
これじゃあ彼らには到底追いつけない。
どうすればいいのか。
...じゃあ、自ら色を塗ってしまおうか。
何にしよう。
そうだ、青にしよう。
空にも海にも使われている真っ青。
底がない青。
これこそ俺が欲しかった色。
これでやっと...兄弟達に追いつける。
*
｢でさぁ、隣の台のねーちゃんがすっげえ美人で!!｣
赤い花は水を浴びて生き生きとしている。
｢またパチンコ行ってたの?!そんな金どこにあんだよ!!｣
凛として咲く花の如く、緑色をしたそれは上を向いている。
｢昨日母さんに小遣い貰ってたろ、おそ松兄さん｣
どんな飢えた土地でもしつこく根を貼り自我を忘れない。
｢え、一松。それほんと？｣
｢あー、僕も見た見た!!ね？十四松兄さん!!｣
他の花々と寄り添いながら可憐に咲く。
｢あいあい、確かにこの目でみやしたぜ!!｣
迷い無き目で太陽を一点に見る。
｢貰ってねぇし!!な、カラ松？証明してくれよ〜｣
｢カラ松？｣
｢えっ、あ...どうしたmybrother｣
｢だから昨日俺お小遣いとか貰ってねーよな？｣
｢ん？...あ、あぁ...そうだな｣
｢嘘ついてねぇだろうな、クソ松｣
｢...俺は嘘は、つかないぞ｣
｢なんか、顔色悪いな。大丈夫かよ｣
その花は斑で、周りには青い水溜り。
｢フッ、兄さんに心配されるとは...俺もまだまだだな。｣
＿＿＿＿塗り残しはありませんか？
《十四松》楽しみすぎて!!→←《おそ松》友達以上恋人未満の結果3
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百済(プロフ) - 皆様のコメント有難く読ませて頂いております…！亀更新ではありますが、よろしくお願いします！m(_ _)m (2018年1月28日 22時) (
レス) id: fe9dde1d5a (このIDを非表示/違反報告)
サクラ - なける（ ｉ _ ｉ ） (2018年1月6日 21時) (レス) id: 82bd22f655 (このIDを非表示/違反報告)
朱華 - おおおおお!!!カラ松格好いいよ!! (2016年8月28日 12時) (レス) id: 24638162af (このIDを非表示/違反報告)
百済(プロフ) - ユウさん» 全然大丈夫です！いくつでもどうぞ＾＾ (2016年4月8日 18時) (レス) id: 47be61fde2 (このIDを非表示/違反報告)
ユウ(プロフ) - リクエストしたいんですけど…今どれくらいリクエスト来ていますか？あまり多いと大変かと思って…落ち着いたらまたリクエストさせて頂きますけど… (2016年4月6日 22時) (レス) id: 21be5ef3c7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：百済
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/54efcae0b51/
作成日時：2016年4月2日 20時
