【あんさんぶるスターズ】よろしくBROTHER

87.ネガティヴブレイク3 ページ40

かといって恩返しできるような事が見つかりません。

お菓子を作ったところで、ファンと同様すぐに返されるし。

そもそも部外者の私がどうやって……。



悩みすぎて、レクイエムでも奏でてしまいそうだ……

レクイエム……歌…。



『あ』

私にできること、見つけた。





「お待たせ、てどうしたの？」

そこへちょうど、紙を取りに行っていた美術部の子が帰ってきた。


『あのね、お願いがあるんだけど……』

「？」



『貴方って、アイドル科のこと詳しい？』

「え、う、うん……人並みにだけど？」



うじうじ悩んでる姿なんて見たくないから。

うじうじ悩んでる姿なんて見せたくないから。



私にできること、少ないけど、私ができることを有効活用できるのは、アイドルしかいない。



『仁兎なずなってわかる？
どういうアイドルなのか教えて欲しい。』

「？？よく分かんないけど、なんか吹っ切れた顔してるわねあんた……」



どっこいしょ、と言いながら椅子へ座り、ペタペタ敗れた紙を貼っていく。

「同時進行でやってくわよ、なずなくんの事について」

『う、うん！ありがとう！！』




_____________________……


更新サボっててスミマセンデシタ…()

ここら辺の話は打っててしんどいですし、アイドル科全く出てきませんね……

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