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また昔と同じ選ばれた道を歩くの?

誰も"本当"の私を望まない道を、"良い子"だけの私が望まれる道を?




それでいいの?

…本当に?




私が言われた通りにすれば





きっと


…きっと





みんな笑顔で





私も…


私も幸せ









_____じゃない…。




『…私は苦しいよ。』





自然と流れてくる私の涙を見て、祖父母は驚く。

『私、…本当は"良い子"じゃないの。』

私は"普通"になれないから苦しいんじゃない。

"普通"になりたくないから苦しいの。




サイドエフェクトも私の一部。

それを告白した時両親や友人は私を気味悪そうに見た。

っ…でもボーダーのみんなは私の力を必要としてくれた。

私は"本当"の私が認められた気がして嬉しかったんだと思う…。

いや、…嬉しかったんだ。

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作者名:満月 | 作成日時:2023年2月19日 22時

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