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私たちは当真先輩と絵馬に話を聞こうと、2人の元へ向かった。




当真「いや〜、頭にネコ助乗っけて狙撃すんのは初めてだぜ。なかなか新鮮な体験じゃねーの。」

何故か当真先輩の頭にはネコが乗っており、私と奈良坂は固まる。



そんな私と奈良坂を見て、当真先輩はニヤニヤしながら私たちに言う。

当真「おー、おまえらもやってみ?楽しいぜ?」

奈良坂「遠慮しておく。」
『やらせてください。』

奈良坂「『え?』」

…奈良坂と初めて意見が分かれた。




当真「珍しい返答だな、白永。無言を貫くかと思ったぜ。」

当真先輩の言う通り、今までの私はそうだった…。

『…変わろうと思ったんです。』

私の発言に当真先輩と奈良坂は静かに驚く。




奈良坂「どうして変わろうと思ったんだ…?」

変わろうと思った理由…か。

『私自身の感情と三雲の言葉の意味を知りたいと思った…と感じたから…かな。』

当真「はは、自分の意見に肯定出来てねーじゃねーの。」

奈良坂「当真さん、"肯定"の意味わかってます?」




『目標に近づくために、…何事にも挑戦する所存です。』

私はネコに向けて手を広げる。

『…だからおいで、ネコ。』




奈良坂「…動きもしないな。」

当真「嫌われ_____」

奈良坂「当真さん!」

…少し胸が痛い。

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作者名:満月 | 作成日時:2023年2月19日 22時

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