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するとその瞬間
吐き気が
アタシを襲った。
何これ…。
トリオン体は痛みや苦しさを感じないはずなのに、ただただ気持ち悪くて吐き気がする。
染井《葉子!?大丈夫!?今共有を解除するから!》
アタシが倒れると、あの華は珍しく焦っていた。
やばい、もうそろそろ気失うわアタシ…。
『…大丈夫?』
と平気な顔をしてアタシを見る白永先輩。
これがサイドエフェクトってもんなの?
"特別"っていいもんじゃないの?
っ…こんな"特別"、ない方がよっぽどマシ!
気持ち悪さがなくなり、華が共有を解除してくれたことに気づく。
これを白永先輩は生身で感じてんの?
アタシはそう考えると、鳥肌が治まらなかった。
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
香取「ほんとバカ。いやバカ以下。クソ、カス、うんこ未満!」
…どうして自ら苦しい方を選んだのよ。
若村「本人がいないからって言い過ぎだ!先輩だぞ!」
染井「怒ったら逆効果。あれは葉子なりの心配だから。」
三浦「え、悪口が?」
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.
_香取葉子side_
染井《葉子、聞こえる?》
香取「うん、聞こえてる。」
華がお願いを聞いてくれたことで、白永先輩と平等に戦えるようになった。
とりまるも見てるみたいだし、いいところを見せないと…。
染井《それじゃあ今から白永先輩の視覚、聴覚、嗅覚を葉子に共有するね。》
何これ…。
トリオン体は痛みや苦しさを感じないはずなのに、ただただ気持ち悪くて吐き気がする。
染井《葉子!?大丈夫!?今共有を解除するから!》
アタシが倒れると、あの華は珍しく焦っていた。
やばい、もうそろそろ気失うわアタシ…。
『…大丈夫?』
と平気な顔をしてアタシを見る白永先輩。
これがサイドエフェクトってもんなの?
"特別"っていいもんじゃないの?
っ…こんな"特別"、ない方がよっぽどマシ!
気持ち悪さがなくなり、華が共有を解除してくれたことに気づく。
これを白永先輩は生身で感じてんの?
アタシはそう考えると、鳥肌が治まらなかった。
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
香取「ほんとバカ。いやバカ以下。クソ、カス、うんこ未満!」
…どうして自ら苦しい方を選んだのよ。
若村「本人がいないからって言い過ぎだ!先輩だぞ!」
染井「怒ったら逆効果。あれは葉子なりの心配だから。」
三浦「え、悪口が?」
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作者名:満月 | 作成日時:2023年2月19日 22時