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小｜中｜大
あたしと白永は正反対だ。
そんなあたしたちを例えるなら
赤と青のような関係だと思う。
初めて会ったのは約4年前の正式入隊日だった。
忍田さんがあたしと同じ年の女の子をスカウトしたとは聞いており目をつけていた。
だから声をかけた。
小南「あたしは小南桐絵。これからよろしくね。」
話していくうちに白永のことを知って仲良くなる、…そう思ってた。
しかしあたしは白永と話すたびに…
、
、
、
、
、
、
白永がわからなくなった。
小南「白永は何が好き？」
『…わからない。』
小南「…どうして狙撃手に転向したの？」
『忍田さんに…言われて…。』
小南「太刀川隊を辞めたなんて聞いてないわよ！？」
『…言った方が良かった？』
白永と友達になりたいあたし。
別にどうでもいい白永。
感情表現が豊かなあたし。
感情表現が乏しい白永。
思うままに動けるあたし。
思うままに動けない白永。
あたしは
白永と正反対だからこそ
白永のことが
理解出来なかった。
177 赤と青 ページ34
.
_小南桐絵side_
初めて会ったのは約4年前の正式入隊日だった。
忍田さんがあたしと同じ年の女の子をスカウトしたとは聞いており目をつけていた。
だから声をかけた。
小南「あたしは小南桐絵。これからよろしくね。」
話していくうちに白永のことを知って仲良くなる、…そう思ってた。
しかしあたしは白永と話すたびに…
、
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、
白永がわからなくなった。
小南「白永は何が好き？」
『…わからない。』
小南「…どうして狙撃手に転向したの？」
『忍田さんに…言われて…。』
小南「太刀川隊を辞めたなんて聞いてないわよ！？」
『…言った方が良かった？』
白永と友達になりたいあたし。
別にどうでもいい白永。
感情表現が豊かなあたし。
感情表現が乏しい白永。
思うままに動けるあたし。
思うままに動けない白永。
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作者名：満月 | 作成日時：2023年2月19日 22時
