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私は忍田さんに視線を移す。

忍田さんは何も言わない。

いや何も言えないのだろう。

…これは家族の問題だから。




『…でも、っ…私は_____』

祖母「Aちゃん、将来のためにボーダーは捨てなさい。」

あの頃に戻るの…?

知ることが怖かったあの頃に…?




父「失敗作。」





母「化け物。」





やめて、お願い。


っ…本当の私を殺さないで。





祖母「いつからそんなに


"悪い子"になっちゃったのかしら。」





嫌なのに、苦しいのに、怖いのに…


































どうして私はそれらを隠すことしか出来ないの…?




『忍田本部長(・・・)


白永Aは


今週限りでボーダーを辞めさせてもらいます。』





こんなにも


胸が張り裂けそうなのは


初めてだ…。

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作者名:満月 | 作成日時:2023年2月19日 22時

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