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祖母の手は
忍田さんより柔らかくて
忍田さんより冷たく感じた。
祖母「Aちゃん、単刀直入に言うわね。
、
、
、
、
、
、
ボーダー隊員を辞めなさい。」
『…え?』
予想外の発言に私の頭は真っ白になる。
祖母「Aちゃんが来る前に本部長さんからボーダーでのAちゃんの成績は聞いたわ。ボーダー隊員トップの実力を持ってるなんて誇らしいわ。
…でも私は心配なの。」
やっと、ボーダー が楽しいって思えたの…。
っ…ボーダーを辞めたくない!
『ボーダー隊員は生身で戦ってるわけじゃないの。斬られても血は出ないし、戦闘不可になったら基地へ帰る仕組みにもなってる。』
私は祖母のボーダーへの危険度を和らげようとする。
『心配してくれてるのは嬉しい…。でも私は大丈夫____』
祖母「ではないでしょ?」
犬飼先輩と同じような冷たさが私を襲う。
祖母「私が心配しているのは進路のことよ。Aちゃんは将来医者になるの。だから大学受験に将来がかかってる。…私はね、全力で応援したいの。」
っ…嫌だ、っ…駄目。
祖母「Aちゃんが通ってる高校はボーダー推薦で大学に入学する生徒が多いそうね。
Aちゃんは難関大学を受験するの。…いくら進学校だからって推薦で入学する生徒とは違うわ。
だから私はAちゃんの転校も考えてる。Aちゃんには仲良くするお友達を選ぶ必要があるから。」
私の居場所を奪わないで…。
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『ボーダーに来るなんて初めだね。あ、もしかして私の職場訪問?』
私は久しぶりに表情筋を動かして祖母の隣に座る。
祖母「ふふ、似たようなものよ。」
と私を頭を撫でる祖母。
祖母「Aちゃん、単刀直入に言うわね。
、
、
、
、
、
、
ボーダー隊員を辞めなさい。」
『…え?』
予想外の発言に私の頭は真っ白になる。
祖母「Aちゃんが来る前に本部長さんからボーダーでのAちゃんの成績は聞いたわ。ボーダー隊員トップの実力を持ってるなんて誇らしいわ。
…でも私は心配なの。」
やっと、
っ…ボーダーを辞めたくない!
『ボーダー隊員は生身で戦ってるわけじゃないの。斬られても血は出ないし、戦闘不可になったら基地へ帰る仕組みにもなってる。』
私は祖母のボーダーへの危険度を和らげようとする。
『心配してくれてるのは嬉しい…。でも私は大丈夫____』
祖母「ではないでしょ?」
犬飼先輩と同じような冷たさが私を襲う。
祖母「私が心配しているのは進路のことよ。Aちゃんは将来医者になるの。だから大学受験に将来がかかってる。…私はね、全力で応援したいの。」
っ…嫌だ、っ…駄目。
祖母「Aちゃんが通ってる高校はボーダー推薦で大学に入学する生徒が多いそうね。
Aちゃんは難関大学を受験するの。…いくら進学校だからって推薦で入学する生徒とは違うわ。
だから私はAちゃんの転校も考えてる。Aちゃんには仲良くするお友達を選ぶ必要があるから。」
私の居場所を奪わないで…。
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作者名:満月 | 作成日時:2023年2月19日 22時