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_三雲修side_




ぼくがそう聞くと、白永先輩は固まった。

多分答えを考えてくれているんだと思う。

…まさかただの気まぐれだったり?




『そう聞かれると、…少し難しい。』





三雲「いや、"ない"なら"ない"で大丈_____」

すると国近先輩はぼくの口元に人差し指を添えた。

国近「Aちゃんは言葉の意味を間違えるはずがないのだよー。」

つまり理由はある…?

国近「だから今はお静かにー。」




すると白永先輩はパッと閃いたようにぼくの顔を見た。

『私は…


































君の可能性を見てみたいんだと思う…!』

ぼくの可能性…?




『三雲くんはあの時"過去の自分が現在の自分を強くする"って言った。』

ー三雲「無為をついやして、誰かの涙を見るのは…もう嫌だから。」ー




『私はその意味が知りたい。』


ー『…理解出来ない。』ー


その瞬間


白永先輩がキラキラと輝いて見えた。





国近「っ…Aちゃん。」

そう見えたのは、どうやらぼくだけじゃなかったみたいだ。

三雲「白永先輩、変わりましたね。」

『え?』

でも本人は気づいてないらしい。




三雲「白永先輩、なんだか楽しそうです。」

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作者名:満月 | 作成日時:2023年2月19日 22時

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