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_奈良坂透side_
嫌だからやめる…か。
奈良坂「…自分で選択肢を選べるようになったんだな。」
宇佐美「あ、本当だ!つまりはそういうことだよね!」
「っ…バレンタインチョコありがとうございます。」
「大切に食べさせてもらいます…。」
とC級隊員2人組は去って行く。
月見「白永ちゃんが成長…ね。…とても喜ばしいことだわ。」
『成長…ですか、…私が。』
すると白永の雰囲気が変わった。
表情筋は動いてない。
しかし俺たちは喜んでいるように見えた。
米屋「白永、変わったな!あ、もちろんいい意味で!」
古寺「そうですね。」
三輪「作戦室前で何をしてるんだ?」
すると留守だった三輪が帰ってきた。
『三輪、お疲れ。…バレンタインチョコ、受け取って。』
白永がチョコクッキーを渡す三輪は驚きを隠せていなかった。
『バレンタインに渡す手作りチョコ、何にするか悩んだけど三輪のおかげですぐに決めることが出来た…。』
三輪「は?」
三輪の好物がクッキーだからか?
つまり、っ…三輪が白永の本命なのか!?
『うん、小学生の頃の話だけど…
、
、
、
、
、
、
三輪が私の手作りクッキーを「美味しい」って食べてくれたことを…思い出して。』
奈良坂「…三輪、白永からバレンタインチョコを貰うのは何度目だ?」
三輪「家が近所だった時は毎年貰っていたが。」
奈良坂「吐け。」
三輪「何故そうなる!?」
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作者名:満月 | 作成日時:2023年2月19日 22時