Naruto短編小説 (ページ49)

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完全に尻に敷かれてる夫ページ49

『遅いわね、帰って来るの』

白ゼツ
「換金所に行ってるのかな？」
黒ゼツ
「ソレカ飲ンデ来テルノカ？」

『良い度胸してるじゃない』

ガチャ

角都
「戻った、遅れてすまないA」

『本当良い度胸してるじゃないの
　こんな夜遅くまで連絡無し
　何処に行ってたのよ、あなた』

角都
「飲み屋に行っていた…」

『そうだったの(笑)』

白ゼツ&黒ゼツは見ないで聞き耳だけ立てている

角都
「怒っているのか…」

『怒ってないけど(笑)』

白ゼツ&黒ゼツはこう思った
怒ったら誰一人も敵わない

『今月はお小遣い10%カットね
　んじゃお休みなさーい』

パタン

白ゼツ
「角都…君って…」
黒ゼツ
「母サンノ尻ニ敷カレテルナ」

角都
「あぁ…やはりAの圧には勝てない…」

白ゼツ
「お母さんに勝てた数は？」

角都
「ゼロだ…」

黒ゼツ
「負ケタ数ハ？」

角都
「数えきれん…」

白ゼツ
「表じゃ仲が良いのに」
黒ゼツ
「裏デハ一方的ニ母サンガ圧シテルノカ」

角都
「あぁ…歯向かおうとすれば…
　殺気で壁や床に皹が入る…」

白ゼツ
「まさに」
黒ゼツ
「忍界ノ女帝」
白ゼツ
「思ったんだけど、別れる気は無いの？」

角都
「別れる気などは無い、一目惚れしたからな…」

白ゼツ
「こりゃﾀﾋぬまで別れないね」
黒ゼツ
「チッ…」

ガチャ

『あなた、飲み屋の罰は取り消し
　だから一緒に眠るよ。』

白ゼツ
「お母さん惚れ直したね( ￣▽￣)」
黒ゼツ
「俺ラハ戻ルゾ」

ズズズ

白ゼツ&黒ゼツは空気を読み部屋に戻った

角都
「怒ってないのか…？」

『さっきの会話で惚れ直したのよ//
　私が悪かったわ…だから…一緒に眠ろ//』

少し子供びた声色と喋り方にドキッ
っとした角都
そして仲良く眠り、もっと夫婦愛が深まった