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過去編!! ページ26

…57年前のとある居酒屋…

『はぁ、悪ぃなおやっさん』

店主
「良いんだ!
 Aのお陰で繁盛してんだからよ!」

ガラッ

店主
「いらっしゃい!」

「ほとんど埋まってるな」

『そこの兄ちゃん、俺の隣空いてっから座んな』

「そうか、なら遠慮無く」ストン

店主
「珍しいな、Aが許すなんてよ」

『なぁにただの気まぐれって奴さ//』

店主
「惚れたか(笑)」

『うっせぇ!//俺だって恋って奴くらい
 するってんだ!//悪ぃか!//』

店主
「だってよ兄ちゃん、どうなんだ?」

「まずは顔が見たい。
 さっきから俯いてばかりだからな」

『ぜってぇ目付き悪ぃってのに(小声
 名前言ったら見せてやる』

角都
「『角都』だ。」

『チッ…クルッ
 なんだよ、俺の顔が醜いか』

角都
「美しい//」

『はっ、よく言うな
 どうせ俺を道具扱いして捨てんだろ…
 おやっさん…厠借りる』スタスタ

…A退出後…

角都
「昔に何かあったのか?」

店主
「Aは昔周りの人間共に売り物にされてな
 お前さんみたいに世辞をしつこく言われて
 最悪殺られかけたんだよ」

コツコツコツ ストン

『おやっさん…余計な事話さないでくれ…』

店主
「惚れた男には過去を話しとくもんだぜ」

『もういい…角都って兄ちゃん
 さっきのは本当なのかい?』

角都
「嗚呼、こんなにも美しい女は
 初めてみたからな。」

店主
「惚れたか?」

角都
「嗚呼、だから俺の妻になってくれ//」

『っ!?///
 こんな女らしくねぇ俺で良ければ///』

過去編の前の続き→←結婚出来たのは意外な事 Naruto 暁



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作者名:百鬼夜行破壊 | 作者ホームページ:http://said  
作成日時:2019年4月21日 5時

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