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〜弐〜「失われる前に守れ。」 ページ3

音side

音「以外と弱かったな。まあ、来世に期待したらどうだ?」

さっさと刀をしまい、鬼を見つめた。さぞかし悔しそうである。

何故か、藍沢さんは驚いている。

音「藍沢さん?どうしたんだい?」

るりあ「いや・・・大分口調が違うなって・・・」

音「え?・・・あぁ!そっか、藍沢さんは僕が鬼を斬っているところ見るの初めてだよね。」

るりあ「うん・・・」

音「癖なんだよね。父上が鬼を斬っている時、こんな風になっていたんだって。だから、遺伝だと思うよ。」

るりあ「あー・・・」

すると、藍沢さんは納得したような表情をして頷いた。

るりあ「そういえば、二人の家は代々鬼狩りだったよね。」

音/杏寿郎「そうだね/そうだな。」

音「だから、藍笠さんとも何回かあったことあるんだよ。」

るりあ「マジで!?」

藍笠さんは藍沢さんの師範である。父上は、比較的色々な人と交流することが多かったので、その事もあり、藍笠さんは何回か家に来たことがある。

音「あぁ。」

藍笠さんには本当によくしてもらった記憶がある。父上が死んでしまった時も、一番に来てくださったし。

泣いている僕の背中を擦ってくれてたって言ってたな。まあ、僕は泣いていたことしか覚えてないんだけどね・・・

音「ここら辺の鬼は大体かったかな?」

杏寿郎「あぁ。鬼の気配はしなくなったな。」

音「それじゃあ帰ろうか。」

るりあ/杏寿郎「はい!/うむ!」

それにしても、藍沢さんは凄いなぁ。僕より全然若いのに頑張ってて。

殆どの隊士は、僕より若い人が多い。しかも、大切な人を、鬼という醜い存在により失ってしまった。

だけど、鬼を滅殺するために、皆頑張っている。命を懸けて。

・・・僕の仕事は、そんな人を減らすための仕事なのにね。

まあ、仕方ない。失ってしまった物は戻らない。だからこそ、未来で失われてしまうかもしれないものを守ることしか出来ない。

【失われる前に守れ。】

杏寿郎「そういえば、今は最終選別の時期だな!」

音「うん。僕の継子も、最終選別に行っているからヒヤヒヤしてるんだよね。」

るりあ「嘘!?私の継子も・・・」

杏寿郎「ん?二人に継子なんて居たのか?」

音「うん。」

頑張ってきてね。『さとみ』、『ななもり』。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

次回は音君がさとみ君とななもり君と出会ったときのお話です!これは本編出てからじゃないと書けないかもしれない・・・

ということで、次回もお楽しみに!

〜惨〜「半年前の出来事・・・」→←〜壱〜「一瞬で片付ける。」



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あおまゆ*@るりあ(プロフ) - 壱、弍の台詞、本編に出したいので、お借りします! (2020年11月23日 20時) (レス) id: 9201fca298 (このIDを非表示/違反報告)
いちごぱふぇ - あおまゆ*さん» ありがとう!楽しみにしてるよ! (2020年8月23日 16時) (レス) id: 0c6ebfe2c4 (このIDを非表示/違反報告)
あおまゆ* - 良い感じだね!いま、こっちの本編は、螢とるりあの最終選別編だよ〜!喧嘩中だよ〜!まぁあとちょっとですとめんが出て来て、そっからるりあと、音と、煉獄さんの任務って感じかな!更新、お互いがんばろーね!楽しみにしてる! (2020年8月22日 19時) (レス) id: 300f5d055d (このIDを非表示/違反報告)
竹輪*胡瓜 - いちごぱふぇさん» ありがとうございます!では出させていただきます! (2020年8月15日 8時) (レス) id: af05283989 (このIDを非表示/違反報告)
いちごぱふぇ - 竹輪*胡瓜さん» 是非是非お願いします!光栄です! (2020年8月14日 20時) (レス) id: 0c6ebfe2c4 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:いちごぱふぇ | 作者ホームページ:http:  
作成日時:2020年8月9日 13時

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