第九話/破邪ノ御太刀 ページ8
「僕無意味なさよならなんて好きじゃない。」
「……僕は最期まで抗うよ。…出来たら他の意見も聞きたい…かな。」
「故に、俺は従わない」
皆それぞれの想いを言ってくれた。
長谷「………俺も、賛成だ。このまま必要とされずに消えるのは嫌だ……」
長谷部もこういってくれている。さっきまでの大きい声と態度はどこに行ったのかな?ふふっ
『さぁ、満場一致で反抗。覚悟はできてる?』
カラカラッと襖の開く音。そこから入ってきたのは審神者だった。
審「………………皆、ごめんね。何も出来なくて………」
長谷「あ、るじ……………」
審「本当はずっと前から言われてたんだ。でもね、どうにかなるかもしれない。そう思って言えなかったんだ。こんな結果になってごめんね?」
不「……なんだぁ?ダメ刀には言う必要もねぇってか?ヒック」
不動はいつまでも甘酒を飲んでいる。
今「そうですよ!そうだんしてくれればよかったのに…………」
審「ごめんね…………その代わりと言ってはなんだけど、一ついいかな?」
『ええどうぞ。なんですか?』
審「離れに倉庫があるんだけど、その倉庫の中。もしもの時のために残しておいた資源と食料があるよ。使ってくれると嬉しいな」
これくらいしか出来なくてごめんね、と自嘲の笑みを浮かべる審神者。申し訳ないとは思っているようだ。
審「おっと、もう時間だ………皆、頑張ってね。それと……」
《この理不尽な世の中を変えてね》
襖が閉まり、審神者が歩き去っていく。
コツ、コツという音は、やがて夕焼けに溶けて聞こえなくなった
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赤黒 柚子見(プロフ) - セレーネーさん» 長くコメント残してしまったかもと思いましたのでパスワード記載のコメントは削除させて頂きました。もしまた知りたい場合はもう一度お願いします。 (2020年6月7日 14時) (レス) id: 06134be286 (このIDを非表示/違反報告)
セレーネー - パスワードは何ですか? (2020年5月24日 21時) (レス) id: 449f884b9a (このIDを非表示/違反報告)
セレーネー - 1回目の更新します! (2020年5月24日 19時) (レス) id: 449f884b9a (このIDを非表示/違反報告)
蒼の火(プロフ) - 3回目やります (2020年4月20日 17時) (レス) id: 330cc05ab0 (このIDを非表示/違反報告)
月夜(プロフ) - 次、2回目やります (2020年4月20日 16時) (レス) id: 3003a1c972 (このIDを非表示/違反報告)
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