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202、1週間後 ページ3
「ねぇデュース」
デ「なんだ？」
「いらないショッパーとか
普通サイズくらいのなにか使わないバックとかあったりしないかな？」
デ「あー、悪いが、
あんまりそういうのは持ってないな
どうしたんだ？」
「いや、最近教科書持って帰ってが
しんどくなってきちゃって…
もう寒いじゃん？教科書とか冷たくて…」
デ「あぁ、そうか
カバンもないのか、それは辛いだろ
何かないか探してみる」
「うん、ありがとう、お願い〜」
廊下で2人でおしゃべりしていると、
エースとグリムが追いかけっこをしていて
こちらに走ってきた。
「もーまたケンカしてるの？」
エ「あっ！A！
お前監督生ならちゃんと寮生の管理しろ！
コイツまたオレが買っておいた
おやつの菓子パン盗み食いしたんすけど」
「えっ！ごめん、もーグリムー！」
これはまた返さなくちゃ…
こんな感じで出費が激しい……
魔法まで使うと言い出したのに
急に2人はケンカを抑えた。
「えっ？…どうしたの？」
デ「自分達でケンカを辞めるなんて珍しい
いつもなら教室が黒焦げになって
学園長が飛んでくるまで辞めないのに」
うんうんと頷く
その度に、
私が毎回学園長に頭を下げて
とばっちりで私まで怒られるんだけど…
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作者名：小桜華撫 | 作成日時：2021年7月19日 20時
