女の子と思われた歌い手は実は無気力系男子！？〜third season〜【歌い手】【男主】

無気力系男子 ページ27

貴方side



優希音｢おはよう、海斗｣

貴方｢っお、はよ｣

優希音｢え、何なんか気持ち悪い｣

貴方｢黙れ｣

優希音｢うっす｣




うらたさぁぁぁぁぁぁんっ！！
相談して心は軽くなったけど明日への希望は重くなったよ！？
なんか余計にぎくしゃくしそう

っけど相談した事を後悔する日は一生ないだろう
確かにまだ迷ってる心はある
だからこそしっかり考えて行動しようと思った




そして今日は学園祭1週間前
早いとか言うな、駄作者の都合上だそうだ←

周りのみんなも1週間後のことに備え準備を着々と進める
その中で僕は劇の方を仕上げにかかる

つっても台詞少ないんだけどな




貴方｢｢この棺を私に下さい
この姫を見てしまった今では、私はもはや、この棺なしには生きられません！｣


………この男やばいだろ｣

侑李｢それ言っちゃダメだよ｣

貴方｢侑李もさ、｢ヒャヒャヒャヒャヒャ｣って笑い声やべぇだろ｣

侑李｢私出来るから｣

貴方｢…あ、そう｣




自信たっぷりだなおい
ふと気になり優希音の方に視線をやる




優希音｢｢白雪姫、絶対にお城に帰っちゃだめだ！｣｣

モブ男1｢｢帰ったらいにょちが……｣っあぁぁぁｯ！
ごめん、だめだ俺！｣

優希音｢大丈夫大丈夫！次気を付けよう！｣

モブ男2｢ゆっきーさっきからそれしか言ってないじゃんw｣

優希音｢え、だって〜w｣






貴方｢……｣



……こんなにすぐにムカついてしまうのはうらたさんに相談し自覚したからだろうか
僕らしくない




侑李｢…海斗、顔怖いよ
そんなんじゃ、いくら嫉妬しても振り向いてもらえないよ｣

貴方｢…っな！｣




急に顔にどっと熱が集まり、侑李の方を向けばにこっと優しい顔でこちらに微笑む

……いつもそんな顔してればずっと可愛いのに、なんて思う
ほら、いつもはイケメンじゃん？侑李って




貴方｢……邪魔すんなよ｣

侑李｢分かってるって
私がキューピットになってもいいんやけど？｣

貴方｢いや、要らん｣





時間が過ぎ、高校などで言う放課後の時間が来た

僕はふぅと溜息を漏らし、鞄を背負おうとすると、呼び止められた






伊織｢……あ、あの！
少し…私の練習に付き合って貰っても宜しいかしら？｣

貴方｢んー…ま、いいよ
優希音、侑李、先帰ってて｣

優希音｢はーい｣

侑李｢あいよ｣




こんな事になるとは思わなかったよ、その時の僕は



――――

(めっちゃ遅い)MerryX'mas！！←
そして2日後はあけおめだね！！←
…放置すみません！

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