☆カルミア・オプターレ☆【魔法少女☆まどかマギカ】 (ページ1)

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第一話　魔法少女ですか？ページ1

まどかside

「まどかーアンタに用があるって、可愛い後輩ちゃんが来てるよ？」

「私に？」

ホームルームが終わった頃に知らない後輩から訪ねられた。
入り口には見覚えはある背丈は私と同じくらいの肌の白い髪が綺麗な子がいた

「知り合い？」

そう聞かれたところで、少し考えても思い当たる節はなかった

「ねぇあなた、どこかで私と会った事ある？ごめんね？いつ知り合ったか思い出せないんだけど…」

「…じゃあ鹿目まどかさん、少しだけ私に付き合ってくれませんか？」

「え？えぇ？あっ…はい」

「おー、まどかは後輩にもモテモテだなぁ！」
"いざとなったらアタシらが追い払ってやるから安心しな！"

"うん"

私は近くの公園までその子について行っていった
着くやいなや吸い込まれるようにブランコに座って漕ぎ始める

私もつられて隣のブランコに座り足をつけて小さく漕ぎ、隣の勢いづいている少女をまじまじと眺める

視線に気がついたのか少女は漕ぎながら隣のツインテールの少女に問いかける

「鹿目まどかさんって魔法少女ですか？」

私は首筋に寒気が通った。一瞬にして鼓動が早まった。
NOと答えてもYESと答えてもダメだと悟った

私は逃げたいという気持ちを押し殺して、なんでそんな事思ったの？と白々しく質問を質問で言い返した。

すると足を止めて彼女はこう言った

「急にこんな事を言ってごめんなさい。じつは私、この前の火災で化け物に襲われていたところをあなたに助けてもらったA Aです」

まどかはようやく目の前に起きている経緯を理解した

数日前に起きた魔女に操られた人間による火災
ベテラン魔法少女のマミ、ほむら、さやかと共に魔女を倒し人間を解放した。

あの中にいた子と、今目の前にいる子が私の記憶の中で一致した

「じゃあさ、…ねぇAちゃん。魔法少女って事、黙っててくれるかな？この事、ﾏ、母と父にも言ってないの。それと敬語は外していいよ」

Aちゃんは私にニコリと微笑んだ

「ええ、勿論。それじゃあ改めてまどかさん、"これから"もよろしくね」