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帝「ふ〜ん、そうかよ、オマエ俺に会えればそれで良いんだろ?」
「は、はい」
帝「そんなに見たってメシはやらねぇからな」
「はい…ハハ」
幻「にしても迷子ですか…一つお伺いしたい事があるのですが貴方は中央区の人間ですよね?何故その貴方が迷子になるのでしょうか?」
乱「あ!僕も気になるなぁ〜」
……突っかかれない為にした変装が逆に目立ってた見たいだ
「…実は」
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乱「ってことは、チビチャンじゃなくて、チビチャンのお母さんが中央区のオネーサンってことなんだね!」
帝「オマエあん時のガキか!思い出したわ!」
幻「ほう」
「そうなんです…誤解させてしまってすみません…あの私からも一ついいですか?」
乱「いーよっ」
「…乱数さんに初めてお会いした時、私に『よろしく』と言ったのが…気になります。」
もし…中央区が関係した事だったら……怖い…
乱「あー…その事かぁ…実はさぁ、僕、君の事初めて見た時から僕のデザインした服が似合うと思ってたんだ!ゲンタローとは違った茶髪にその白い肌!ビビッと来たんだ!だからさ、今からでも僕のデザインした服着てくれる?」
…明らかに違和感のある理由だったけれど、見た目を褒められた事と、乱数さんのデザインした服が着れると言う事で
「!…はい、私でよければ」
乱「あ、帝統もパンツ一丁だし僕の服着ようねっ」
帝「オマエの派手な服着るくらいならこのままで…」
乱「えーっ、帝統に貸したお金チャラにしてあげようと思ったんだけどなぁ〜」
帝「いくらでも着てやるさっ」
ワイワイ
幻「……腑に落ちないなボソッ」
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作者名:レオ | 作成日時:2021年2月24日 22時