街角 駅から徒歩10分 ＜FK＞

13 藤 ページ13

F side









キラキラした目をして目の前にだされた肉にがっつく北山くん






「〜〜〜っ！！うまぁ！！」





目つぶって足と手をジタバタさせてる姿が最高に可愛い。




北山くんが天使じゃないなら一体誰が天使なんだ？絶対に北山くんが宇宙一の大天使でしょ？










俺も北山くんに続いて頂いたけどすごく美味しかった。流石は高級店。





決して安い店では無いけど、北山くんのこの笑顔が見れるなら安いもんだ。









「おい、藤ヶ谷サンももっと食えよ。」





そう言って北山くんが焼いた肉を乗せてくれた。



何これどういうこと？今日俺死ぬの？








「有難う北山くん。北山くんの焼いてくれた肉が俺の胃の中に入る...それってもう北山くんが俺の中にいるってことでいいよね？」






「あ？何言ってんだよ。その肉、俺１ミリも触れてねえんだけど。冷めるから早く食えよ。」








うっ...冷たい。だけどイケメン。

可愛いかっこいい付き合いたい。






本当はお肉じゃなくて北山くんを頂きたい。




だって俺、北山くんにならいくらでも払えるよ。






そんなこと言ったら怒られちゃうかな？









.

14 北→←12 北

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す