14 北 ページ14
Ki side
「...ご馳走様です。」
「うん、良かった。口に合ったみたいで。」
ふわっとした藤ヶ谷サンのその笑顔は女だったら一瞬で落ちるくらいイケメンだ。
俺に向けられたものとは思えないくらいに。
「この店...高かったよな??」
コースだったから値段は見れなかったけど店の雰囲気、肉の味からして絶対高いはずだ。
全額は無理だとしても払える額は出そうと思った。
だけど気づいたら藤ヶ谷サンが払ってたみたい。
「北山くんそんなこと気にしてたの?」
「っ、そんなことじゃねえだろ。全部出すのは無理かもしんねえけど俺だってバイトしてるし貯金もあるしちょっとくらい...」
俺が悔しくてそう言うと、藤ヶ谷サンはさっきのあの笑顔で優しく俺の頬に手を添えた。
「北山くんは俺の好きな人だよ?ちょっとくらいカッコいいことさせてよ。」
そんなこと言われたら、
「それに北山くん、歳下だし学生だしね」
なんて藤ヶ谷サンの言葉はもう頭に入ってこない。
自分でも分かるくらい藤ヶ谷サンに触れられた頬が熱くなってた。
...好きになるつもりなんて全くねぇのに。
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篆(てん)(プロフ) - たまさん» たま様。コメント有難うございます!出会えた事を嬉しく思います♪可愛いFKを書くことが目標なのでとっても励みになります!更新頑張りますね(^^) (2019年5月16日 23時) (レス) id: 037bba86b4 (このIDを非表示/違反報告)
たま(プロフ) - てんさんはじめまして(^-^)色んな所を飛び回っているうちにたどり着きました!ツンなKさんと、メロメロになってるFさん可愛いです(*´∀`)2人がこれからどうなっていくのか、更新楽しみにしています☆ (2019年5月16日 23時) (レス) id: f57c24ec83 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:篆(てん) | 作成日時:2019年5月14日 20時