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次の日の日曜は特にやることもなく、Aは読書をして過ごしていた。朝から姿の見えないフレッドとジョージは、リー曰く「商品の開発で部屋にこもっている」そうだった。
しかし、その二人がドタドタと慌ただしく談話室に降りてきた昼頃、グリフィンドール生たちは変わり果てた二人の姿を見て唖然とした。その中の一人に勿論Aも加わっていた。
「この前作った老け薬の調合をもう一回しようとしたら、フレッドが余計なものを入れたせいで、逆に若返っちまったんだ！」
ジョージが憤慨しながら隣のフレッドを指差した。その姿は昨日の彼よりもずっと幼く、10歳くらいの子供に見える。同じく幼い姿のフレッドは、ムッとしてジョージを睨みつけた。
「お前だって乗り気だったじゃないか！俺のせいにするなよ！」
「俺はやめたほうがいいって言ったぞ！」
「でも結構乗り気だっただろ！」
ぎゃあぎゃあ騒ぐ二人は姿こそ幼いものの、中身は十六のままらしい。
ぽかんとしていたAは、二人の方にゆっくり寄った。今の二人は、10歳くらいの子にしてはかなり背が高い方だったが、Aよりは少し背が低かった。
「か、かわいい！」
「え？」
Aが目を輝かせて二人を見ると、言い合っていた二人は目を丸くしてAを見上げた。
「ちっちゃい頃の二人なんて見れると思わなかった！すごい！リー、見てくれ……私のほうが二人より背が高いぞ！」
そばで呆れたように二人を見ていたリーを引っ張って身長差を見てもらいながら、Aは嬉しそうに笑った。
ぽかんとしていた二人は、プライドが傷つけられたというようにしかめっ面になった。
「こらA、中身は今の俺達のままなんだからな！」
「そうだぞ！あんまりからかうと──」
二人の話なんて聞いていないように、Aはにこにこしながら二人の頭に手を乗せて、頭を撫で始めた。
「一回してみたかったんだ──いつもの二人は背が高いから手が届かないし……普段、こういうことしようとすると二人は止めるし……」
二人の頭を撫でながらそう言うAに二人はぐぬぬと唸り、横で見ていたリーは笑いをこらえてプルプルし始めた。
「A、やめろって！」
フレッドがAの手を振り払いながら言うと、Aは肩を落とし、しゅんと眉を下げた。
「だめなのか？」
「か、カワイ…ッ、いいよ！！！！！！」
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鵲(プロフ) - 豆腐さん» ありがとうございますー！！書いてみますー✊🏻✊🏻💗 (2022年2月17日 2時) (
レス) id: 144fc818ef (このIDを非表示/違反報告)
豆腐 - いつも素敵な小説ありがとうございます😭👏🏻フレッドとジョージが若返ったら次は夢主ちゃんが一気に幼くなるのも見てみたいです😖😖お願いします！ (2022年2月16日 22時) (レス) @page50 id: 4fe3c9c074 (このIDを非表示/違反報告)
鵲(プロフ) - 犬好きさん» ありがとうございます…🥺💕これから解き明かしていくのでよろしくお願いします！🥰🥰🥰 (2022年2月6日 20時) (レス) id: 144fc818ef (このIDを非表示/違反報告)
犬好き(プロフ) - お手紙開封怖すぎて震えてたら思ったより…って感じでさらに怖いです…、心臓が震えています…それはそうと、主人公ちゃんが可愛くてしゃーないです、最高！ (2022年2月6日 6時) (レス) @page20 id: a9e49597a8 (このIDを非表示/違反報告)
鵲(プロフ) - 豆腐さん» ありがとうございます〜！！！😭😭🙏💕更新頑張ります！！！ (2022年2月6日 2時) (レス) id: 144fc818ef (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：鵲
| 作成日時：2022年2月1日 0時
