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翌朝目が覚めたAは、ごしごしと目を擦りながら起き上がり、あたりをキョロキョロ見回してぎょっとした。横でジョージが眠っていた。他のベッドにはフレッドが寝ていたし、リーのいびきも聞こえてきた。
時計を見ると、まだ4時半だった。
「ジョージ？」
Aは横のジョージの肩にゆっくり触れた。
「ん、」
ジョージはもぞもぞと少し動いたあとで、薄く目を開き、Aを見た。
「おはよう」
「う、うん……でも私、どうして……」
「談話室で寝ちゃったから、連れてきたんだ。女子寮には入れないし……かといって談話室に置き去りにはできないし」
ジョージがにこやかに笑いながらそう言った。Aは眉を下げて「ごめん」と小さく謝った。
「今何時？」
「まだ四時半だよ。ごめんな、起こしちゃって……」
「四時半か」
「わっ！」
ジョージは時間を聞くなりAの手を引いて再度ベッドに横にさせると、ぎゅっとAを抱き枕代わりに抱きしめた。
「まだあと三時間は寝れるな」
「じ、ジョージ、苦しいぞっ」
「んー？」
ちゅ、とAの頭のてっぺんに口付けながら、ジョージはいたずらっぽく笑った。Aが顔を上げるとすぐに、今度は唇にも口付けた。
「んっ、じょ……ぅ、」
唇にかぶりつかれたAはびくっと一瞬肩を揺らし、ぎゅっとジョージの服の裾を掴んで小さく抵抗した。しかし、そんな力など、あってないようなものだった。
ジョージはAの唇の奥に舌をねじ込むと、わざとらしく水音をたてて、口内を貪り始めた。
「っあ、んっ、は、ぅ……ッんんー」
「ん……、」
「じょーじ、んっ……ぁ、っ」
Aが薄らと目を開けると、ジョージの茶色い瞳がこちらを熱っぽく見つめていた。目があうと思っていなかったAは、慌ててまたぎゅっと目を閉じた。しばらくして、ジョージがやっと唇を離した。
「……もう一眠りするか、朝食の時間までこのまま続けるか、どっちがいい？」
俺はどっちでもいいけど？、とジョージが囁くと、Aは慌てて顔をジョージの胸板に埋めて覆い隠した。
ジョージはくすくす笑うと、Aを抱きしめ直して目を伏せた。
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鵲(プロフ) - あいさん» わー！！ありがとうございますーー！！😭😭💓 (2021年12月12日 20時) (
レス) id: 144fc818ef (このIDを非表示/違反報告)
あい(プロフ) - このお話大好きです！応援してます！ (2021年12月12日 4時) (レス) id: fc16481cf6 (このIDを非表示/違反報告)
鵲(プロフ) - みゆさん» わー！！！前作から！！ありがとうございます！！😭😭😭💖💖嬉しいです、、！！！！更新頑張りますーー！！！！ (2021年12月10日 0時) (レス) id: 144fc818ef (このIDを非表示/違反報告)
みゆ(プロフ) - 前作の方から知って、この作品も楽しませていただいています！鵲さんの書き方すごく好きです。これからも楽しみに待ってます！頑張ってください💪 (2021年12月9日 8時) (レス) @page22 id: c8945715f5 (このIDを非表示/違反報告)
鵲(プロフ) - ぺでぃさん» はじめまして！わわわわ！！前作もみてくださりありがとうございます😭😭嬉しいです！！ありがとうございますーー！！更新頑張ります！！ (2021年12月8日 23時) (レス) id: 144fc818ef (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：鵲
| 作成日時：2021年10月31日 19時
