【文スト】 気がついたら違う世界の神様になってたとかウケるんですけど 【文豪ストレイドッグス】

ウケる　32 ページ33

神社で、豪華なお供え物を食べている時だった。
猫達に囲まれ幸せな時間を過ごしていた私の所に、風間が来た。




「よーA、ってなんだそりゃ」


『んーお供え物だよー美味しいよー！』


「…人間からのか？まぁお供え物ならいいが…あまり関わりすぎるなよ、人間に」




この間、私が人間を助けたことを、猫達から聞いたらしい。
神様と人間の関係は、程よく距離を保つことがタブー。

武装探偵社に出入りしているなんて知られたら…考えるだけで悪寒が走る





『それにしても…最近良く神社に来るよね…暇なの？神様なのに？』



「…はぁ？誰のせいだと思って…」





風間のそんな言葉が遮られる。
聞きなれた声で名前が呼ばれ、辺りを見回す太宰さんがいた。




「Aちゃーん…ありゃ？」



『太宰さ…アッ』




普通に返事をしてしまった。
そっと、横を見る。


湯呑みを片手で割る風間が見えた。




「…な、ん、で！！人間にお前の姿が見えてんだぁ？
なんで普通に会話してんだぁあ？」




『か、風間、落ちつい…』




「…お友達でもいるのかい？」




こってこってり叱られました。

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