ギャンブラーII【ダンガンロンパv3】

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　…死者が本当に蘇るって？
　そんなわけ、ないじゃないか。





「……さっきから喋らないで、どうしたんだイ？」



『え？』



春川「アンタだよ、杞憂」



『あー……もしかして、僕疑ってる系？ そりゃまぁ、当然だよねぇ。

でも、悪いけど……僕は犯人じゃないんだ？、』




　……それなりに否定して、それなりにボロを出せば、もうそれで終わり。

　あーあ、やっぱ殺しとけば良かったなぁ。




『だって、僕は生徒会とも何の関わりもない、まぁつまりは美術部ちゃんの研究教室にも入れない訳。

これだけで良いよね、僕の出番はおーしまいっ。さっさと考え事に戻らせてよ』



　………。
　…楽しいな。




白銀「確かに…。杞憂くんは生徒会に入っていなかったから、入る手段はないよね」



最原「……いや。今の発言はおかしいよ」




　……ふふ。




『ん？ ……何か言った？』




最原「…アンジーさんの死体を見つけた時、君は言ってたじゃないか。

"アンジーさんの部屋に、ずっと匿ってもらっていた"ってね」



『……あー、そんな事も言ったっけ』






キーボ「あ、あの。皆さん」






『……まぁ、要するにさ。

"ずっと美術部ちゃんの所に匿ってもらっていたのなら、生徒会に入っているも当然の立場だった"と言いたいの？』



最原「うん。…もしも、"アンジーさんの部屋に匿ってもらっていた"と言う事が嘘だったら話は別だけどね」



『……なーるほど。この僕に喧嘩売るなんて…良い度胸してんじゃん？

良いよ、ホントのことを教えてあげる』





キーボ「あの！！」





『…って言いたい所なんだけど、残念ながらまだ 死にたくないのでね。

此処は黙秘させてもらうよ』



是清「…黙秘したら怪しまれるだけだけど、良いの？」




『良いの良いの』











『………ふふ。え？ いや、






"楽しいな"って、ね』

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