102話 ページ9
貴：あのぉー…
ヴィル：………、そのペンダント、、、
『ロケットペンダント』よね？
ビクッ━━━━━━━━━━━
ズバリと言い当てられ
Aはビクリとする
ルーク：………知っているんだね。
それが『ロケットペンダント』だって
そこは嘘をついても仕方ないと思い
Aは素直にはい。と答えた
貴：はい…
ヴィル：アンタ！！これをどこで手に入れたの！！
正直に言いなさい！！！！！
しかしヴィルはロケットペンダントである
中身を見ることはなく
『誰から貰った』とばかり聞く
しかしそんなの決まってる
これを私にくれたのは…
私の大切な…
・
家 族
そう言おう…口を開けようとした時だ
ヴィル：これはね……ただのペンダントでも
ただの魔法具でもないの…
ヴィルは重々しく口を開き
妙なことを言う
そしてルークも続けて言った
ルーク：すまないね。
ルークは申し訳そうな顔をして
沈んだ声で話す
ルーク：これは…そんないいものでは無いんだ……、
悪いことは言わない…
━━━━ 早く手放した方がいい ━━━━
いつもにこやかに笑って
冗談交じりの話さえもするルークさん
しかし、今の彼は真剣で険しい色をひからせて
どこか気の毒そうにAを見て言った…
手放す……って？
何を？
このペンダントを……？
これは私の大切な家族
お母さんからの贈り物だ…
そんなこと出来るはずない…！！
だって、これは…
私の唯一の大切な人達なんだから…！
私は…この人たちのために
頑張ってきた…
生きる希望…
唯一のものなのに…！！
家族のためにこの2年間頑張ってきた…
それらを全て否定するような言葉に
Aは耐えられなくなり
バッ━━━━━━━━━━━━
私はたまらずヴィルの手を振り払った
そして
ペンダントをギュッと掴んで
小さな女の子は男二人を睨みつけた
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 211人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ツイステ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
月柿(プロフ) - うっ今日一気読みしたんですけど.号泣っすよ！もう夢主ちゃんの殺意があとから愛情にかわるのすこです。とりあえずこんな素敵な作品ありがとうございます！ちょっと今から他の作品みてきます！本当にありがとうございました！ (2020年9月23日 22時) (
レス) id: 22745edc48 (このIDを非表示/違反報告)
yass(プロフ) - まりさん» ありがとうございます！！今めっちゃ納得しました！たしかにまさに愛憎って感じですね......気づきませんでしたwありがとうございます！ (2020年7月25日 22時) (レス) id: b304d89bc6 (このIDを非表示/違反報告)
まり(プロフ) - こんにちは！コメント失礼いたします！更新お疲れ様でした！愛憎ってこの事を言うんですかね？すごく好きです！素晴らしい作品をありがとうございます！ (2020年7月25日 18時) (レス) id: 59cbaf14eb (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：たぶん | 作成日時：2020年6月26日 21時
