縁側 ページ15
猫「ニャァ!ニャァゥ!」
(ここだよ!景色がいいから好きなんだ!)
貴「.....本当ね。綺麗...」
猫に着いていくと、ある縁側に着いた。
そこからは、庭の美しい藤の花や、幾重にも重なる山々を一度に見ることができる、まさに絶景だった。
思わず、縁側に座り込んでしまった。
そして、先に口を開いたのは私だった。
貴「...貴方に、もうひとつ、教えて貰いたいことがあるの。」
猫「ナー?ニャウ!」
(何?わかることなら教えるよ!)
貴「...彼...悲鳴嶼さんのこと、もっと知りたいの。もっと、仲良くなりたい。」
猫「ニャー?ニャウワウ?」
(あのひと?ボクが知ってることはちょっとだけだよ?)
貴「それでもいいの。私、悲鳴嶼さんといると、ここがあったかくなるの。」
私は自分の心臓辺りを撫でる。
貴「だから、近づきたい。役に立ちたいの。」
猫「ニャァゥ。にゃ、ニャァ。ニャウ!ニャニャ!」
(これだから人は良いんだ。思いやり、ってものがあるからね。分かった!教えるよ!)
貴「ありがとう、猫さん。」
私たちは、日が沈んでも、その縁側で語り更けていた。
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るるちゃ - え、最高…。悲鳴嶼さんすこすこのすこたんなんだけど笑笑悲鳴嶼さんの夢小説少ないから完結していてありがたかったです!! (2020年12月1日 23時) (レス) id: b8364d44bb (このIDを非表示/違反報告)
ラヴァ(プロフ) - さなさん» ありがとうございます!とっても嬉しいです!これからもどうぞ、宜しくお願いします♪南無阿弥陀仏..... (2020年4月18日 8時) (レス) id: 872177c79b (このIDを非表示/違反報告)
さな - 最高でした...。悲鳴嶼さんの夢小説が読めて幸せです!ありがとうございます...南無阿弥陀仏 (2020年4月18日 2時) (レス) id: daa05b1484 (このIDを非表示/違反報告)
ラヴァ(プロフ) - 星空 雫さん» コメントありがとうございます!この特異体質はいつか役に立つかも知れませんね...♪ (2020年3月5日 15時) (レス) id: 872177c79b (このIDを非表示/違反報告)
星空 雫 - まさかの夢主動物の声が聞こえる特異体質の持ち主とは!びっくりしました!更新お待ちしています! (2020年3月5日 15時) (レス) id: cfd7e474f5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ラヴァ | 作成日時:2020年2月10日 6時