桜の花弁6枚 ページ7
こ「...こんなことってぇ....」
結「僕も驚きました...」
貴「私は、碓氷A。300年ほど前でしょうか...鍛刀されたのは。感情が少し抜けていますが、精一杯働かせて頂きます。
もしかして........蜻蛉切?」
蜻「ッッ!!!ああ、覚えていたか....!
ずっと、会いたかったッ...!」
蜻蛉切は彼女を離すまいと抱擁している。
貴「蜻蛉切、苦しいです...
あの日以来ですね。」
蜻蛉切は背中に回していた手を離して、彼女の手を握った。
蜻「ああ、すまない。それと、何故Aは戦場に居たのか、教えてくれないか?」
貴「....その事なんですけど...ほら、
本体の鞘の宝石がとれている所があるのですが、どうやら私の記憶や感情はその宝石に記憶されているようで、宝石がないと思い出せないのです。
今も、蜻蛉切と会ったとき、何かモヤモヤするものが....でも、思い出せない...。」
蜻「...私が嫌なのか?」
貴「そんな事ないです!ただ....いや、なんでもありません。」
結「あのー、僕たち空気ですよ?」
蜻「ああ、すみません主。A、我らの主だ。」
貴「これから、どうぞ宜しくお願い致します。」
結「いえいえ、こちらこそ。それよりも、Aさんは刀剣女士なのですか?」
貴「はい、恐らく。顔も体つきも女なので。」
結「その件なのですが、この本丸は刀派ごとに部屋をわけているのです。さすがに男達と同じ部屋など嫌でしょう?余りですが、布団も部屋もございます。一人部屋に案内してよろしいですか?」
貴「では、お言葉に甘えさせて頂きます。」
結「では、こんのすけ!お部屋に案内を。」
こ「承知しました!さあ、こちらへ。」
こんのすけに案内されて部屋を出る彼女を見て、蜻蛉切は顔を赤く染めていた。
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ラヴァ(プロフ) - 猫マシュマロさん» ありがとうございます!更新、頑張ります!! (2020年9月10日 20時) (レス) id: 872177c79b (このIDを非表示/違反報告)
猫マシュマロ(プロフ) - 面白いです!更新、頑張ってください!応援してます! (2020年9月10日 18時) (レス) id: 374dad9b55 (このIDを非表示/違反報告)
名無しさん - ヤベーベ。早く続きが気になる。興味持ったわ。 (2019年12月2日 0時) (レス) id: d84ad9f86b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ラヴァ | 作成日時:2019年8月30日 6時