第410話〜満月の夜…犬達の狙い〜 ページ9
一方その頃ジンペイ達。
先程ラントと遭遇したジンペイ達は、先程まであった出来事を説明していた。
その間 犬タカヒコは美味しく牛乳を舐めている。
シズル「…という訳なんだけど…。」
ラント「成程な。犬の動きが活発化しているし、ひょっとしたら“彼奴”の仕業かもしれない。そしてシズル、お前は一旦離れてくれ。」
シズル「あ、ごめん(汗)」
マタロウ「“彼奴”って？」
ラント「先程 生徒会の者が目撃したらしいのだが、まるで“立ち上がった犬”のようだったらしい…。恐らくエイリアンだろう。」
ジンペイ「“犬型宇宙人”って事か？」
ラント「人類を犬に変化させ、支配下に置こうとしているのかもしれない。」
A「それって、かなり深刻じゃ…。」
ラント「今夜は満月…恐らく何かが起きる筈だ。」
そんな話をしてから約5時間後…
すっかり日も暮れ 綺麗な満月が見える夜になり、辺りも暗くなっている。
そんな中でも、ジンペイ達一行は犬タカヒコを尾行中だ。
シズル「…ラント君、さっきからずっと気になってたんだけど…その大きな鞄は何？(汗)」
ラントは尾行している5時間の間に、いつの間にか大きな鞄を左肩から下げていた。
ラント「もしもの為の武器を調達してきた。」
マタロウ「っていうか僕達、5時間位尾行してるよね…(汗)」
ジンペイ「まぁ、暇だからな♪」←
A「否定出来ないのが何か辛い…( ´･ω･`)」←
そんな会話をしている中 突然…
・
・
・
『目覚めよ、犬達よ…。“戦い”の時だ…。』
という謎の声を聞く犬タカヒコ。
タカヒコ(犬)「ｸﾞﾙﾙﾙ…ワンッ！」ﾀﾞｯ!
すると犬タカヒコの目が緑色に発光し、突然何処かへ走り出す。
ジンペイ「あっ、何処行くんだ？」
A「追い掛けよう！」
犬タカヒコを追い掛けていると、前後左右の道からも 犬達が続々と現れたのだ。
コマ「ぞろぞろ集まって来るね…。」
犬達が向かったのは、住宅街の大きな塀がある場所だった。
ジンペイ「彼処に向かってるぞ！」
ラント「此所で何が…。」
止まった犬達が突然、ジンペイ達の方へ振り向く。
シズル「えっ、何かめっちゃ見てくる…(汗)」
A「ラント先輩！後ろにも犬達が！」
ラント「しまった！囲まれたか！(汗)」
マタロウ「これ、どういう事！？(汗)」
ラント「狙いは…“私達”だったんだ！(汗)」
この様子を上空からドーベルが見ていた。
ドーベル「クククッ…貴様らの実力…試させて貰うぞ…。」
第411話〜可愛すぎて攻撃出来ない！！〜→←第409話〜γ研〜
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 99人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
野志栞奈(プロフ) - タソガレさん» うわぁぁぁっ！！待っててくださってありがとうございます！！最初はこのシリーズを完成させたいので、他の作品の更新は だいぶ後の方になってしまいますが…頑張って行きますです！！(´；ω；｀) (3月4日 8時) (
レス) id: f6002e7170 (このIDを非表示/違反報告)
タソガレ - おかえりなさい！戻ってくることをずっとずっと信じて待っていました！他の小説もぜひがんばってください！これからもずっとずっと応援しています！ (3月4日 8時) (レス) id: 5b935fb9d8 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：野志栞奈 | 作成日時：2024年2月29日 14時
