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図書室で勉強している4人より先に、学校を出る。
「もう帰るんか、俺も帰ろうかな」と言う双子に、銀ちゃんが「明日のためにお菓子作ってくれるらしいで」と呟くと、目の色を変えて(特に治くん)送り出してくれた。
本当は一緒に作りたかったようだが、勉強がやばいからと我慢したらしい。
スーパーに立ち寄り、何を作ろうかと思案する。
あたしはクッキーが食べたいからクッキーと、マフィンも簡単にできるし、パウンドケーキならつまみやすいかもだし…。
元々お菓子を作るのは好きなので、久しぶりにたくさん作れる大義名分にワクワクしている。
こんなに喜んでくれるなら、定期的に作ってもいいかもなぁ。
でも、みんな体絞ってるから、あんまりカロリー取らない方がいいのかなぁ。
今度栄養の勉強もしてみようかなぁ。
入学した当初は、部活入らなくてもいいと思っていたが、入っていなかったらこんなに楽しく過ごすことはできなかっただろう。
何事もやってみないと分からないことは多いものだ。
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作者名:智紀りょう | 作成日時:2023年2月9日 14時