十八話 ハヤト ページ24
〜回想〜
麒麟宮の庭にて
一人の幼子が泣いていた……
緑『えーん!えーん!(泣』
緑 4歳
ハヤト『みどりさま❗どうしたんですか❗』
タタッ!
緑に近づいてくる ハヤト 七歳
ハヤト『まさかケガをされたんじゃ……(焦り』
緑『ヒック……グズ………ニヤリ(笑』
グィ❗(縄を引っ張る
ガタッ!ゴトッ!ヒュンッ!(ハヤトの足に縄が絡まる
ハヤト『へぁ❓❗』
ハヤトは逆さまに宙吊り状態
ハヤト『ファッ!?ナニコレ❗』プラーン
まさかと思いハヤトは緑を見る…
緑『わーい❗❗また引っ掛かった〜ニシシ❗(笑顔』
そこには、清々しいほどの笑顔をハヤトに向けた緑がいた
ハヤト『みどりさま❗またイタズラしましたね〜〜〜❗(怒』
ブチッ!(足に絡まっている縄を切る
ハヤト『今日という今日はゆるしませんよ❗』
緑を捕まえようとハヤトは歩き出す
緑『あ❗ハヤトあしもと きおつけt』
ベキャ!(足場が抜ける音
ハヤト『……へ?あぁぁぁぁぁぁ!』
ドォォン❗(ハヤトが落とし穴に落ちた
緑『oh………オソカッタカ…』
ハヤト『ツゥ〜〜〜❗』(声にならない痛み
緑『ハヤト〜たいじょうぶか〜?』
落とし穴をのぞきこむ
ハヤト『たいじょうぶに見えますか?(ジト目』
緑『うん。みえないね(笑顔』即答
ハヤト『ハァー………何でみどりさまは何度もイタズラするんですかぁ?』
ハヤトが落とし穴から這い上がりながら問う
緑『……………うーん……たぶん自分をみてもらいたいからかな?』
ハヤトは何をいってるんだ?と口にはださず緑を見る
【自分を見てもらいたい】
そんなの当たり前にきまっているではないか
なぜなら緑はあの四神一族でしかも玄武の加護を持つ長だ………
誰もが緑を【四神の長】を見ているではないか
ハヤトと目が合った緑は悲しげな目で
言った
緑『私はねハヤト……【四神の長】や【玄武の加護を持つ者】という肩書きでみられるより
ありのままの自分を見てもらいたいの』
ハヤトはそこでハッ!とした
自分も少なからず緑をそう見ていたからだ
緑『だからさ……ハヤトは……ハヤトだけは……
私を【ただの緑】として見てくれないかなニコッ』
何でそんな顔してんですか……
そんな今にも泣きそうな顔
守りたい守らなきゃいけない
この大きくて小さな俺の主を
緑を守りたい
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緑(プロフ) - このような駄作を読んでいただきありがとうございます。 (2017年6月4日 14時) (レス) id: 6e3a9d66dc (このIDを非表示/違反報告)
緑(プロフ) - 最近忙しすぎて更新できない・・・ので日曜日ごとに更新しようと思います。 (2017年6月3日 6時) (レス) id: 6e3a9d66dc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:青目の黒蛇 | 作成日時:2017年5月10日 22時