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ゆっくりと互いの唇が離れる。
A「え…」
蘭丸「呆れたんならこんな所までお前を捜さねーよ。抱き締めたりもしねぇ。俺がらしくねーことすんのは全部お前の為だ。」
A「でも…」
蘭丸「うるせぇな。またしてやろうか?」
A「い、いいですッ!!!!」
蘭丸さんはニカッと笑い、浜辺に寝そべった。
そして、私の腕を引いて私も寝転がった。
蘭丸「不安か?」
蘭丸さんがボソッ言う。
A「はい。」
蘭丸「まあ、そうだよな。」
A「迷惑ばっかりかけちゃって…浮かれてました。」
蘭丸「浮かれてたのはお前だけじゃねー。」
A「でも…」
蘭丸「消極的になるな。俺はお前を手放さねーよ。」
A「はい。」
蘭丸「写真のこともすぐ収まる。」
A「はい。」
蘭丸「それでもまだ不安だったら…」
A「だったら…?」
蘭丸「俺のところに来い。」
A「はいッ……」
そのまま 数秒だけ沈黙があった。
その沈黙を破ったのは蘭丸さん。
蘭丸「一緒に、住まねぇか?」
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たらばがに(プロフ) - はい!全力の生ぬるい目頑張ります!! (2017年2月9日 18時) (レス) id: 63f0118b22 (このIDを非表示/違反報告)
紫音(プロフ) - たらばがにさん» ありがとうございます!頑張っていきますね!生ぬるい目で見てやっててください(笑) (2017年2月9日 18時) (レス) id: 7906ce7449 (このIDを非表示/違反報告)
たらばがに(プロフ) - すごくおもしろいです!更新頑張ってください!!! (2017年2月9日 18時) (レス) id: 63f0118b22 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:音虎[ねこ] | 作成日時:2017年2月9日 10時