愛しの蘭丸様

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どうしよう…
今更不安になってきた…


蘭丸｢どうした？｣
A｢いえ、なにも…｣

蘭丸さんは人気アイドル。
ただのファンで、
特別可愛いとか、なにか出来るとか…
そんなものもない私が蘭丸さんに
釣り合うわけが無い…

考えたくもない事が
頭の中にどんどん溢れてくる…

ただ女性物の短パンがあるだけなのに…

A｢ｯ……!｣

目に涙が貯まっていくのが分かる…
今ここで泣いたらダメなのに…

蘭丸｢A?!ど、どうした…？｣
A｢ごめん、なさｯ…｣
蘭丸｢取り敢えず落ち着け…｣

そう言って蘭丸さんは私を優しく
抱き締める。

泣き止まないといけないのに、
涙を止めようとすると
またどんどん涙が溢れてくる…

蘭丸｢無理に泣きやもうとするな。
今は吐き出せ。待っててやるから…｣

蘭丸さんの優しい声は
私を安心させ、不安も少し減ったような気がした。

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