愛しの蘭丸様 (ページ15)

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バレンタインページ15

今日はバレンタイン…
蘭丸さんに渡せるかな…

蘭丸「よお、A。」
A「あ、蘭丸さん!!実は渡したいもの((ガチャ
あ．．．」
女Ａ「黒崎さ〜ん!!ハッピーバレンタイン!!!
これ！どうぞ！」
蘭丸「え、あぁ、」

タイミング… 悪い…

女Ａ「あ、日向さん見ませんでした？まだ渡せてないんですよ〜」
蘭丸「龍也さんなら社長室に行くのを見た。」
女Ａ「ありがとうございま〜す♪」
蘭丸「あぁ…
A、なんて言おうとしたんだ？」

女Ａさんが社長室へ向かったのを見て
蘭丸さんは聞いてきた。
けど、なんか、渡す雰囲気が…

A「えっと、何でもないです！」
蘭丸「ンな事ねぇだろ。言え。」
A「えっと… 実はこれを…」

チョコを蘭丸さんに見せてみる。
一応手作りだけど、さっきの女Ａさんの方が、
ラッピングも可愛いし…

蘭丸「それ、チョコか？」
A「はい…」
蘭丸「貰う。」
A「((灬º∀º灬)ﾊﾟｧｧｧありがとうございます！
黒崎さん、ハッピーバレンタ((ガチャ」
嶺二「ランラ〜ン!!!ハッピーバレンタイン!!!」
A「(´；ω；`)ウゥゥ」

もう、無理…
ついてなさすぎる…(´；ω；｀)

蘭丸「嶺二、テメェ…!!!」
嶺二「あ、お邪魔だった？」
蘭丸「当たり前だ!!!早く消えろ!!!」
嶺二「は〜い!!!今すぐ嶺ちゃん出ていきマース!!!」

あぁ、私はきっと蘭丸さんにチョコを渡しては
いけないんですね…(´；ω；｀)

蘭丸「A。」
A「すいません、もう、いいです…」

チョコをしまおう…
そして家で食べよう…
ん？あれ？チョコ…ない？

蘭丸「貰うからな。」

え？なんで蘭丸さんが持ってるの…？

A「な、なんで？」
蘭丸「お前トロイからすぐ奪える。」
A「で、でも！」
蘭丸「おら、言いかけてたの言えよ。」
A「でも…」
蘭丸「言え。」
A「は、ハッピーバレンタイン、です…！」
蘭丸「おう。ありがとな」

そうやってﾆｯと笑うところ、
大好き…
いろいろ邪魔、は入ったけど…
渡せたので結果オーライ！
来年もこうやって渡せますように…