愛しの蘭丸様

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ただいまの時刻。
午前 2時ちょうど。

昼間 寝すぎたせいで
夜中に目が覚めちゃいました…
それに、寝なおそうとしても眠れない…(泣)

仕事をしようにも

林檎「家に持って帰ったら絶対 休まないでしょ!!!」

って月宮さんに言われて
事務所に置いてあるし…

誰かとおしゃべりも…
こんな夜中じゃ蘭丸さんとかも起きてないだろうし…

起きてたとしても
きっとお仕事…
絶対に邪魔だけはしないって決めてるし…

A「何をしよう…」

((ｳﾞｳﾞｳﾞｳﾞ

電話… 誰からだろう…
．．．。
蘭丸さん?!

A「もしもし?!」
蘭丸『お前… 今まで起きてたのか…？』
A「いえ！昼間 寝すぎちゃって
こんな時間に目が覚めちゃっただけです！」
蘭丸『そうか… なら いいけどよ…』
A「えっと、それで、どのようなご要件で…？」
蘭丸『あ〜、特に用はねぇ…』
A「え？」
蘭丸『いや、ただなんとなく声が聞きてえな…って…
ンで、ダメ元でかけてみた。』
A「．．．。」

今、絶対に変な顔になってる…
嬉しい…

蘭丸『A？』
A「私も、同じこと考えてました…」
蘭丸『お互い様だな…』
A「ですね…」

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

それから 気がつけば
蘭丸さんは寝息を立てていた。

最後に「おやすみなさい。」と言って
そっと通話終了のボタンを押す。

日が昇ったら
誰よりも早く事務所に向かおう。
そして、お仕事頑張ろう!!!

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