6-1 内緒 ページ33
*
「お話？…んー、そうだね〜」
ちょっと部屋の方をチラって見ながら悩んでいるようだった。
忙しかったのかな…？
「お話するめう〜！でも、この部屋のことは誰にも内緒だよ？」
内緒？
この部屋に何かあるのだろうか。
どうぞー、と部屋に入れてくれる。
部屋に進むと、もう一人いた。
「おお、Aじゃないか」
グルちゃんだった。
オスマンさんが椅子をひいてくれて、そこに座る。
目の前には、
お菓子、お菓子、お菓子。
あと、甘い匂いのする紅茶。
甘いものばっかりだ。
「A。俺がここにいることはトントンには内緒でな？」
行けない事でもいているのか。
コソッという感じで、人差し指を口の前に持っていく。
別に、言う気もないけれど。
オスマンさんがもう一つ、カップを持ってきた。
「お茶会めう〜！！」
わぁい、とグルちゃんがいつもの低い声でいう。あれ、グルちゃんってこんなに幼く見えるっけ。
ちょっとだけ、可愛く見えて、思わず目を擦った。
グルちゃんも、オスマンさんも口にお菓子を運んでいく。
すごく、美味しそうに食べている。
「ん、Aちゃん、食べないの？」
『あ、えっと、』
「これとか美味しいゾー」
目の前に差しだされた。
ピンク色をしていて、小さくて可愛いもの。
1度、祖国で見たことはあったな…。
「はい、あーん」
持ってこられたから、口を開けるとポイッとほおりこまれた。
甘くて、溶けるみたいだった。
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kawarin1231(プロフ) - みるく*さん» ありがとうございます！繋がりたいのでフォローさせていただきますね (2018年5月6日 18時) (
レス) id: 9859646ebe (このIDを非表示/違反報告)
みるく*(プロフ) - kawarin1231さん» コメント、そしてTwitterを気にして下さりありがとうございます…！ 申し訳ないのですが、現在更新停止に伴いTwitterもほとんどログアウトしております。それでも繋がりたいと思ってくださりましたらこちらまでどうぞ(@ 46rumelo) (2018年5月6日 18時) (レス) id: 43f67846e7 (このIDを非表示/違反報告)
kawarin1231(プロフ) - Twitterフォローいいでしょうか…？？鍵垢なんですけど、 (2018年5月6日 17時) (レス) id: 9859646ebe (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みるく* | 作成日時：2016年11月19日 0時
