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ハリーのもとへ駆け寄ろうしたとき、ハリーの隣ロンがいたため気づかなかったふりをして離れようと思ったがそうもいかず、トボトボと歩いて向かった。
「久しぶり！今日は眼鏡かけてないんだね」
「久しぶりねポッター____グレンジャー、ウィーズリーも。休みの日は面倒だからかけてないの、学校では仕方なくね、授業で一番前の席になんて、絶対座りたくないもの。ハリーはこの人のファンなの？」
「まさか！読んだことすらないよ」
「私もよ、こんなに人気な人だなんて知らなかったわ」
Aを見ようともしないロンと、ニ人の言葉に驚愕するハーマイオニー____おそらくロックハートのファンなのだろう____を見て、Aは先に羽ペンを買いにいかなかったことを後悔した。
「あら、はじめまして！あなたは三人のお友達？」
三人の後ろに立っていた人当たりの良さそうな女性に声をかけられた。彼女の燃えるような赤毛を見てすぐに ウィーズリーの母親か とAは気づいた。隣に立っている男性は父親だろう。
ハリーがどう説明しようかと悩んでいたのでAは咄嗟に口を開いた。
「はじめまして、A・
夏休みの間に鍛え上げられた妄想語りのスキルがここで役に立つとは。
「ねぇハリー？」というAからの問いかけによくわからないままハリーは相槌をうち、「は？僕君となんか____」とつぶやいたロンの足を、空気を読んだハーマイオニーが思いっきり踏みつけた。
そうこうしているうちに列の先の方に、おそらくロックハートであろう男性の姿が見えてきた。
「もしや、ハリー・ポッターでは？」
その声に人垣がバッと割れて道を開け、ロックハートがこちらに駆け寄ってきた。
ハリーがロックハートに目をつけられ皆の意識はそちらへと向いた。バシャバシャとニ人がカメラに納められているうちに、遠くの方にマルフォイのものと思しきプラチナブロンドの頭が見えたAは、人混みに紛れてその場を離れた。
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yuu(プロフ) - ハリーオチも見てみたいって思ってしまいます🥺 (1月28日 21時) (
レス) @page18 id: 2fc2dde4c4 (このIDを非表示/違反報告)
ねむねむねむね(プロフ) - さくらねこさん» コメントありがとうございます！更新を楽しみにしてくださる方がいるとわかって、すごくやる気が湧いてきました！こちらこそ、今後もぜひよろしくお願いします！❤︎ (2023年3月11日 21時) (レス) id: f136dcc095 (このIDを非表示/違反報告)
さくらねこ(プロフ) - 最近は、この作品が投稿されるのが待ち遠しい日々です。更新楽しみにしています！ (2023年3月11日 19時) (レス) id: 3e43640b9a (このIDを非表示/違反報告)
ねむねむねむね(プロフ) - ちぢぶさん» コメントありがとうございます！自分で書いていてわかりにくくないか不安だったのでそう言っていただけてすごく嬉しいです！✧私も主人公ちゃんの性格大好きなのでもっとたくさん魅力を引き出せていけたらなと思います！こちらこそ、これからもよろしくお願いします！ (2023年3月8日 15時) (レス) id: f136dcc095 (このIDを非表示/違反報告)
ちぢぶ(プロフ) - コメント失礼します！情景がすっと思い浮かんでくるような描写の仕方やキャラ達の個性が引き立つセリフの言い回しがとっても好きです...！主人公ちゃんのキャラクターも素敵で、キャラ同士の絡みも読んでてワクワクしました...！これからも応援しています！ (2023年3月7日 17時) (レス) @page27 id: a1d11d1f69 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ねむねむねむね | 作成日時：2023年2月21日 12時
