男はみんな狼だぞ？ 3《イナイレ》

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グイッ！！！








夏「いい加減になさいっ！！」






夏未ちゃんに顔を掴まれ上を向かされる




『な、夏未ちゃん・・・？』




私だけでなく、みんなが目を丸くして夏未ちゃんを見つめる






夏「いい加減になさいっ！
誰が謝れといったの！！」

『え・・・？』









夏「私達は謝ってもらうためにあなたの過去を語ってもらったわけじゃありません！
あなたのことを知りたかったから。
あなたに頼って欲しかったから・・・
ただそれだけ！」




『・・・夏未ちゃ・・・』




夏「あなたに後悔させたかったんじゃないっ！
辛い過去を・・・話してくれてありがとう、ありがとうっ・・・・！」







そう言って優しく私を抱きしめる夏未ちゃん








『ぅん・・・ごめ、ごめんねぇえぇ〜〜！』





秋「・・・私、信じてるから」

冬「私もっ！」

春「私もですっ！ね！お兄ちゃん！」


鬼「あぁ。」

佐「信じるさ」

吹「もちろんだよ
このことは絶対秘密にするからね！」





風「・・・ほらな。
お前を信じてくれる仲間は沢山いるんだぞ
よく・・・話せたな。頑張った」




そう言って私の頭を撫でる一郎太

みんなが優しく微笑む









私は涙が止まらなかった

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