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129〜回想3〜 ページ31










その日は私と一郎太はいつも通り学校に行っていた。
朝の挨拶だって母と済ませた。




『行ってきますっ!』

母「行ってらっしゃい!気をつけてね〜」






大好きな母の笑顔を見たのは

その日で最後だった。







先生「笹崎っ!風丸っ!!今すぐ病院に向かいなさいっ!!親御さんが・・・!!」



風「・・・・っ!?」

『・・・・え・・・・』






私と一郎太は病院に向かって一生懸命走った。
あの時のしっかりとつないだ右手が私の心を紛らわせていてくれたのかもしれない。

病院に着くと、母がベットで横たわっていた。









風丸母「もう、手遅れだったみたい・・・
・・・ずっと叫んでいたわ
A、Aって・・・・っ!!!」


『・・・お母さん?』





読んでも返事をしない。
いつも明るくなーに?って笑っていた母はもうどこにもいない。




『お母さん、は死んだの?』


風丸母「・・っ、そうよ
今まで受けていた暴行の所為で・・・!!」


『・・・お母さんは、死んだの?』


風丸母「・・・Aちゃん?」






『お母さんは・・・もう笑ってくれないの?


お母さ・・・お母さんっ・・・!!




・・・・っお母さんっ!!!!!!!』


風「・・・・っ」






私はその時初めて、一郎太の前で泣いた。









それから1年後、母の行方を追う警察から逃れるために私は雷文町を出て行った・・・。

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Liz☆ - はい!ありがとうございます!楽しみにしてます! (2016年1月18日 21時) (レス) id: 4e66f55b09 (このIDを非表示/違反報告)
関西おやっさん(プロフ) - Liz☆さん» りくえすとありがとうございます。新作に、エイリア組を出そうと思っているので、しばしお待ちください(*^^*) (2016年1月18日 21時) (レス) id: 3f927a6185 (このIDを非表示/違反報告)
Liz☆ - 晴矢も出して下さい! (2016年1月18日 20時) (レス) id: 4e66f55b09 (このIDを非表示/違反報告)
関西おやっさん(プロフ) - りぃさん» ありがとうございます( ´ ▽ ` )ノ 次回作に風介ですね!了解しました(*^^*) (2015年9月27日 6時) (レス) id: 3f927a6185 (このIDを非表示/違反報告)
りぃ - とても面白かったです! (2015年9月27日 2時) (レス) id: 7429e82d92 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:関西おやっさん | 作成日時:2015年7月2日 19時

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